「シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島」公開記念 佐藤好春 原画展レポート | アニメ!アニメ!

「シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島」公開記念 佐藤好春 原画展レポート

5月20日から「日本アニメーション40周年 映画『シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島』公開記念 佐藤好春 原画展」が開催されている。

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5月20日から銀座のチーパズギャラリーで「日本アニメーション40周年 映画『シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島』公開記念 佐藤好春 原画展」が開催されている。建物の3階にある原画展の会場は、都会の喧騒からほっと一息できる優しい空間が広がっている。

見所は多くあるが、7月4日から公開される『シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島』は外せない。たとえば企画段階のキャラクターのイラストは、これから上映されるものとは年齢設定が違っている。メインビジュアル案のイラストもあり、展覧会ならではの貴重な展示が並んでいる。

同社を代表するアニメシリーズ世界名作劇場の原画も数多く並ぶ。佐藤好春さんは、シリーズの作品を多く手がけている。そのイラストの魅力は、タッチの柔らかさからにじみ出るあたたかさにある。色彩の表現も相まって、作品の優しさと切なさを表している。
『ロミオの青い空』『七つの海のティコ』など、なかでも目を引くのは日本アニメーション40周年記念のイラストだ。『フランダースの犬』や『母をたずねて三千里』などの世界名作劇場のキャラクターが一緒にいるそのイラストは、長く愛され続けてきたからこそ生まれた作品だろう。

会場を訪れた筆者は、原画を眺めている時は子供の頃に戻ったような気がした。「ただいま」と言いたくなるような、懐かしい気持ちにさせてくれる。佐藤好春さんの原画にはそんな魅力がつまっていると感じた、素敵な原画展だった。

また展示されている作品の一部は複製原画にもなっており、会場で販売されている。実際の原画と一緒に並べられているが、見分けがつかないほどの印刷技術に驚かされた。
1階には併設しているチーパズカフェがあり、開催期間中「パトラッシュ」や「ロミオ」などのラテアートを施したカフェラテを飲むことができる。一部展示が変更となる6月10日に合わせて描かれるキャラクターが増えるとのことだ。
原画展の最終日には佐藤好春さんがサイン会を行うことが決定しているが、その参加券も残りわずかと盛況のようだった。

日本アニメーション40周年 映画『シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島』公開記念
佐藤好春 原画展
http://www.ulalacube.co.jp/sato_yoshiharu/
会 期: 2015年5月20日[水]~6月28日[日]※6月10日から展示が一部入れ替え
開場時間: 10:00~19:00(無休)
入場料: 無料
会場: CHEEPA’S GALLERY / チーパズギャラリー
共催: 日本アニメーション(株) / (株)ウララキューブ
協力: 日本アニメ企画(株)
《タカロク》
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