テレビアニメは数多いが、なかでも少女マンガを原作にした作品は人気の高いジャンル。1953年の『リボンの騎士』をはじめ、長年子どもから大人まで広く愛されている。『ベルサイユのばら』や『ときめきトゥナイト』『美少女戦士セーラームーン』『カードキャプターさくら』『怪盗セイント・テール』…と、時代を象徴する作品も多い。そこでアニメ!アニメ!では、5月18日から25日までTwitterアンケートとして、「もう一度みたい少女マンガ」を切り口に、読者に少女マンガ原作アニメを挙げていただいた。Twitterでは短い期間にも関わらず、延べ186タイトルものリプライがあった。挙げられた作品は87にもなった。作品の幅の広さは、日本の少女マンガ原作アニメの数の多さ、幅広さの結果、ともいえるのでないだろうか。支持作品はかなりばらついたが、最も支持された作品は原作・津田雅美さんの『彼氏彼女の事情』と原作・彩花みんさんの『赤ずきんチャチャ』だ。いずれも9票の支持となった。『彼氏彼女の事情』は庵野秀明監督も参加しガイナックスがアニメ制作、1998年から99年に放送された。『赤ずきんチャチャ』は魔法使いのチャチャが活躍するギャグアニメで1994年から95年の作品。2位は6票で6作品が並んだ。『神風怪盗ジャンヌ』『夏目友人帳』『フルーツバスケット』『姫ちゃんのリボン』『きんぎょ注意報! 』『はいからさんが通る』だ。また3位は5票で4作品。『こどものおもちゃ』『ふしぎ遊戯』『ときめきトゥナイト』『ぼくの地球を守って』である。全体に往年の名作が多いのは、「もう一度みたい」ということで、日頃見る機会が少ない作品となったようだ。こうした名作・傑作の数々が、アニメ専門チャンネル キッズステーションとアニマックスをはじめ、スカパー!で楽しめる。少女マンガ誌を代表する「なかよし」「りぼん」が創刊60周年を迎えた記念として、両局が少女マンガ特集を組んでいる。キッズステーションは「なかよし×キッズステーション」、アニマックスは「りぼんタイム」とタイトルしたスペシャル企画だ。「なかよし×キッズステーション」では、『さはげぶっ!』『おジャ魔女どれみ#』『カードキャプターさくら』『怪盗セイント・テール(秋頃放送予定)』『FAIRY TAIL』の5タイトルが用意されている。「りぼんタイム」は『ときめきトゥナイト』『ナースエンジェルりりかSOS』『ちびまる子ちゃん』『こどものおもちゃ』『愛してるぜベイベ』『ご近所物語』の6作品が楽しめる。■ 「もう一度みたい少女マンガ」アンケート結果1位9票「彼氏彼女の事情」「赤ずきんチャチャ」2位6票「神風怪盗ジャンヌ」「夏目友人帳」「フルーツバスケット」「姫ちゃんのリボン」「きんぎょ注意報!」「はいからさんが通る」3位5票 「こどものおもちゃ」 「ふしぎ遊戯」 「ときめきトゥナイト」 「ぼくの地球を守って」回答数186件(タイトル全87作品)スカパー!http://www.skyperfectv.co.jp/genre/anime/list01.html