続いて披露されたのは、『風のクロノア door to phantomile』メドレーです。この楽曲は、2011年に開催された前回の4starオーケストラからの再演となります。まずはピアノと木管をメインにしっとり奏でられる「I'M ON YOUR SIDE」。続いて、ステージ1-1 風の村ブリーガルの楽曲「THE WINDMILL SONG」が、木管のリズミカルな演奏と、鳴り響くカスタネットと太鼓のハーモニーで、かわいらしく、かつ元気いっぱいに響きます。ロンゴランゴ戦の楽曲「THE RONGO LANGO」が、打ち鳴らされるドラムと金管でアップテンポに演奏され、「GRANPA'S CHAIR」では木管のやさしく美しい音色が響きわたります。 続く「WEEPING KARAL」ではカッ、カッ、と一定のテンポで入るドラムの音と木管のハーモニー。間髪を入れずに始まる「BALADIUM'S DRIVE」は不穏かつ重厚なティンパニが鳴り響き、金管が一斉に鳴り響き大迫力の演奏が繰り広げられ、ラストは、木管とピアノでゆったりやさしく美しい「RESURRECTION」で締めくくられます。全体を通して、ファンタジックで爽やかな『クロノア』の世界が、吹奏楽の巧みな演奏で存分に表現されていました。