5月20日(水)、KBC九州放送に突然謎のサイトが登場した。KBCスポーツ新聞と題された新聞のようなデザインには特報と銘打たれ「1960年代に制作された幻の白黒アニメが発掘!?」と大きく書かれている。 1960年代と言えばアニメが誕生した年とも言える。その時期の作品となれば、日本のアニメ史のなかでもかなり貴重なはずだ。手塚治虫のプロダクションである虫プロダクションが『鉄腕アトム』を制作したのは1963年、それに続き新たなアニメスタジオが次々に立ち上がり、『鉄人28号』、『エイトマン』などが制作された。アニメがカラーになったのは1965年代の『ドルフィン王子』や『ジャングル大帝』からとなる。今回の情報によると、幻のアニメは「白黒」とあるので、そこから相当の年代の作品であることが考えられる。公開されているビジュアルには、世界遺産への登録が期待される長崎県の軍艦島らしき孤島が描かれている。それを見つめる頭頂部がとがっている少年の後ろ姿は哀愁が漂う。主人公なのかは分からず、どのような物語かは不明だ。調査の状況の発表を行うと記載があり、緊急発表会が実施される予定だ。カウントダウンは「あと21日」と記載され、2015年6月10日19時に緊急発表会が開催される。ほとんど情報のない中、謎の白黒アニメということで一体どんな作品なのか注目したい。詳細発表に期待が高まる。特報ページhttp://www.kbc.co.jp/minicontents/
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