4月18日に全国公開をスタートした映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』が、猛烈なスタートダッシュを切った。18日土曜日と19日日曜日の2日間だけで興行収入は9億6000万円を超えた。映画のヒット目安とされる10億円を軽々突破する勢いだ。配給の東映によれば、今回のスタートから最終的な興収の50億円越えも見えてきたとしている。シリーズ前作の『ドラゴンボール 神と神』の約30億円を超える大ヒットの可能性は極めて高くなっている。配給の東映によれば2日間の興収は9億6058万6350円、対前作比で140.3%にもなる。さらに動員は71万5727名、こちらは前作対比127.4%増である。この数字は2015年に公開された全作品の中で、最も多いスタートでもある。本作の人気ぶりが窺える。今回は2D上映に加えて、3D、4DX、IMX3Dなど入場料金単価の高い上映方式を積極的に導入したことが、動員の伸び以上に興収の伸びを引き上げたとみられる。とりわけ邦画史上初となるIMAX3Dでの上映が非常に好調としている。劇場映画の新たなニーズの取り込みに成功したとみていいだろう。配給の大きな取り組みも、動員に貢献した。上映スクリーンは『ドラゴンボール 神と神』の328スクリーンを大幅に超える653スクリーン(2D:325/3D:300/4DX:10/IMAX3D:18)となった。これはハリウッドの超大作並の規模、東映史上最高である。また作品も原作者である鳥山明が自ら脚本を描き下ろしたオリジナルストーリー、人気キャラクター フリーザーの復活と話題性もたっぷりだ。こちらも劇場の動員につながっている。『ドラゴンボールZ 復活の「F」』http://www.dragonball2015.com ■ 4月18日、19日(2日間合計)動員: 715,727名 興収:960,586,350円(前作対比 動員:127.4% 興収:140.3%)劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』(C)バードスタジオ/集英社 (C)「2015 ドラゴンボールZ」製作委員会
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