「GARM WARS 白銀の審問艦」 押井守が書く小説版「ガルム戦記」が遂に刊行 | アニメ!アニメ!

「GARM WARS 白銀の審問艦」 押井守が書く小説版「ガルム戦記」が遂に刊行

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「ガルム戦記」は、映画ファンの間では知る人ぞ知る作品だ。国際的に知られた押井守を監督に迎え、広大な宇宙を舞台に描かれるSF映画である。いまから15年前、90年代に海外映画関係者も巻き込んだ大作映画として企画されたが、そのプロジェトの大きさから製作休止に追い込まれた。
その後長らく幻の企画とされてきたが、カナダとの国際共同製作により再び動き出す。2014年に『GARM WARS The Last Druid』が完成。東京国際映画祭にてワールドプレミアム上映された。

この『GARM WARS』のもうひとつの物語を小説として表現した『GARM WARS 白銀の審問艦』が、4月4日、KADOKAWAより刊行された。映画の監督である押井守が自ら執筆している。
本作は押井守が映画とは別の物語として構成した。映画の国内公開に先駆けての発刊となるが、まず小説から楽しんでみるのもいいだろう。

『GARM WARS』で描かれるのは、ガルムと呼ばれる部族間の抗争が長年続く星の物語だ。ガルムたちは戦いの中で、マスクをかぶり、身体を機械化し、記憶はデータによって受け継ぐ、戦闘に特化した種へと変貌していた。その中で喪われた歴史を探るために天空からの飛来物“セル”の謎に迫る。
映画『GARM WARS The Last Druid』とは、別の視点でSFファンタジーを描く。押井守ファンには外せない一冊だ。

押井守監督は、1951年東京生まれ。テレビアニメ『うる星やつら』や映画『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』で注目を浴びた。その後、『機動警察パトレイバー劇場版』などのヒットを飛ばす。
海外で広く知られるようになったのは1995年の『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』のヒットがきっかけだ。2004年には『イノセンス』が世界的な評価を受けた。実写映画では『Avalon』などの代表作がある。
監督としてだけでなく、小説やエッセイも含めた幅広い活躍をする。時には難解ともされる独特の世界観にファンが多い。『GARM WARS 白銀の審問艦』もそんなひとつだ。
本書は巻末にはキャラクターや軍事設定、世界設定といった用語解説を収録する。こちらも見逃せないだろう。作品を理解する一助になるに違いない。定価は1700円(税抜)だ。



『GARM WARS 白銀の審問艦』
著者: 押井守
発売日: 2015年4月4日
定価: 本体1,700円+税
発行: KADOKAWA

[目次]
CHAPTER 1 [降臨] ADVENT
CHAPTER 2 [招命] VOCAION
CHAPTER 3 [審問――カラ] INQUISITION―KHARA
CHAPTER 4 [審問――スケリグ] INQUISITION―SKELLIG
CHAPTER 5 [審問――スカアハ] INQUISITION―SCATHACH
CHAPTER 6 [審問――ウィド] INQUISITION―WYDO
CHAPTER 7 [マラークの巣] MALAK’S NEST
用語解説

映画『GARM WARS The Last Druid』
http://garmwars-movie.com/jp/
《animeanime》
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