「みつばちマーヤ」フルCG長編映画になって5月から米国公開 独墺共同製作の話題作 | アニメ!アニメ!

「みつばちマーヤ」フルCG長編映画になって5月から米国公開 独墺共同製作の話題作

児童文学『みつばちマーヤの冒険』がフルCG長編アニメーションになった。ドイツとオーストリアの国際共同製作『MAYA THE BEE MOVIE(みつばちマーヤ ザ・ムービー)』が制作された。

ニュース
注目記事
日本人にもお馴染みのドイツの児童文学『みつばちマーヤの冒険』が、最新のフルCG長編アニメーションになった。ドイツとオーストリアの国際共同製作として『MAYA THE BEE MOVIE(みつばちマーヤ ザ・ムービー)』が制作され人気を呼んでいる。アニメーション制作はスタジオ100メディアとブズ・スタジオ、それにフライング・バークプロダクションが協力した。
本作がいよいよヨーロッパから北米に進出する。米国の映像配給会社シャウト!ファクトリーは、5月1日から『みつばちマーヤ ザ・ムービー』の劇場公開をニューヨークとロサンゼルスの2都市で開始する。劇場公開後は、様々なメディアで展開されるとみられる。

『みつばちマーヤの冒険』は、ドイツの作家であるワルデマル・ボンゼルスが書いた児童文学だ。1912年に出版され、各国語に翻訳され100年以上にわたり愛されている。
主人公は元気で冒険好きなミツバチのマーヤ、彼女は友達のウィリーやバッタのフィリップらと共に様々な冒険を繰り広げる。

1975年には日本のアニメスタジオである日本アニメーションにより、テレビアニメシリーズ『みつばちマーヤの冒険』が製作されている。児童文学からのアニメ作品を得意とする日本アニメーションらしい丁寧な作りが人気を博した。本作はその後、世界中、特にヨーロッパで多く放送され、『みつばちマーヤの冒険』の認知度アップや人気に大きく貢献した。
今回のCG版『みつばちマーヤ』も、そうした往年のアニメ作品の人気を引き継いだものと言える。映画は2012年にヨーロッパで製作されたCGテレビシリーズの劇場作品にあたるが、テレビシリーズ、映画ともキャラクタービジュアルなどに日本アニメーション版が色濃く反映されている。日本のアニメのクリエイティブが本国のビジュアルイメージに大きな役割を果たした例と言えそうだ。

映画は79分、映画でもマーヤのほか、お馴染みのウィリーやフィリップが登場する。日本での公開は発表されていないが、映像は現代らしいCGとなっており興味深い。国内上映の機会があれば是非鑑賞したところだ。



『MAYA THE BEE MOVIE (みつばちマーヤ ザ・ムービー)』
http://www.MayaTheBeeMovie.net
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集