“北陸からアジア・世界に発信できる革新的なエンターテイメント創造”を掲げたイベントが2月28日に石川県の金沢工業大学扇が丘キャンパスで開催される。北陸地域などで活躍する企業と作り手が、プレゼンテーションやフォーラムなどを通じて、エンタテインメントの創造について理解を深める。当日はイノベーションセッションと題したフォーラムやデジタルコンテンツ作品の発表、企業展示なども行われる。参加は無料で、当日での参加も可能だ。フォーラムの講演（キーノート）には興味深い企業が並んでいる。富山県に本社を持ち『花咲くいろは』など北陸を舞台にしたアニメ制作でもお馴染みのピーエーワークス、北陸にも拠点を持つネットインフラの開発・運営のDMM.comラボ、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンなどだ。また主催の金沢工業大学の山田真司教授も登壇する。加えて「創る環境と遊ぶ環境の激変によるこれからのエンタメ（仮）」と「コンテンツによる社会イノベーションの可能性（仮）」のトークセッションも行われる。金沢に本社を持つグランゼーラも参加するなど、地域のエンタテインメント企業、ものづくり・ICT企業も集まり興味深いものになりそうだ。金沢工業大学は「ホクリク・エンタメフェス2015」について、「エンターテイメントを楽しむ側とエンターテイメントを創る側が同じテーブルで対話を重ねることで、この北陸からアジアや世界に発信できる革新的なエンターテイメント創造を目指します」とする。エンタテインメントを通じた地域振興を狙っている。エンタテイメントとコンテンツを通じた地域振興では、ファン向けの施策が多いが、ここでは企業にフォーカスし、テクノロージ分野も多く盛り込まれているのが特徴だ。「ホクリク・エンタメフェス2015～アニメ×コミック×ゲーム×？＝エンタメ聖地～」http://www.cirkit.jp/entamefes/2月28日（土）12時～17時金沢工業大学扇が丘キャンパス6号館3階「多目的ホール」入場無料
