普通でない映画を撮ることでは、テリー・ギリアム監督の右に出る者はいないだろう。『バンデットQ』や伝説的な傑作『未来世紀ブラジル』『バロン』など、なんとも説明もつかない傑作を次々に世に送り出している。そのテリー・ギリアム監督の最新作『ゼロの未来』(「原題『The Zero Theorem』)が日本でも公開されることが決定した。2015年5月16日、東京・恵比寿のYEBISU GARDEN CINEMAと新宿武蔵野館他にてロードショーとなる。テリー・ギリアム監督のファンから歓迎されそうだ。テリー・ギリアム監督は、1940年生まれ。モンティ・パイソンのメンバーとなり、そのアニメーション制作で名を上げた。1985年の『未来世紀ブラジル』でカルト的な支持を受けるようになった。『バロン』『12モンキーズ』など独特な世界観づくりに定評がある。『ゼロの未来』の未来もそうした系譜の映画になりそうだ。物語の舞台はコンピューターに支配された近未来。クリストフ・ヴァルツ演ずる孤独な天才コンピューター技師コーエンは、荒廃した教会に一人こもり謎めいた数式「ゼロの定理」の解明に挑んでいた。しかし、ある日魅力的な女性ベインスリー(メラニー・ティエリー)と出会ったことでその人生が大きく変動し始める。主演のクリストフ・ヴァルツは、二度のアカデミー賞に輝く名優だ。相手役となるメラニー・ティエリーは、フランス映画を中心に活躍する。テリー・ギリアム監督によれば本作は、「『未来世紀ブラジル』を作ったとき、当時我々が生きていた世界を描こうとした。『ゼロの未来』は私が思うに、我々が今住んでいる世界の一端だ」とのことだ。さらに「皆さんが最近目にする映画とは異なる作品であればと思う」ともいう。さらに未だかつて目にしたことのないヒューマンドラマを掲げる『ゼロの未来』は一体どんな作品なのか?テリー・ギリアムファンでなくても気になるところでないだろうか。『ゼロの未来』2015年5月16日(土)YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館他にてロードショーhttp://www.zeronomirai.com 監督: テリー・ギリアム出演: クリストフ・ヴァルツ、デヴィッド・シューリス、メラニー・ティエリー、ルーカス・ヘッジズ製作: リチャード・D・ザナック、ディーン・ザナック原題: The Zero Theorem
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