エイベックス・グループは 映像配信サービスに特化した専門子会社を立ち上げる。同社は11月25日付けで、株式会社アニメタイムズ社を設立すると発表した。同社の100%子会社であるエイベックス・ピクチャーズ、講談社、集英社、および小学館の共同出資となる。主な事業内容としては、映像配信サービス向けにアニメ作品の供給を行う。エイベックス・グループが運営する映像配信サービス「dビデオ」や「UULA」向けのアニメ作品調達窓口が一本化されることになる。注目されるのは、大手出版社の共同出資であることだ。講談社、集英社、小学館は、有力なアニメ原作作品を多数抱えている。豊富な原作力を活かした、配信タイトルの充実が期待される。新会社設立の背景として、エイベックス・グループは、アニメに対するユーザーの楽しみ方の変化をあげる。近年デジタル技術の進化にともない、従来のテレビやDVDなどのパッケージを中心した楽しみ方に加え、デジタル配信による需要が拡大している。そうした背景のもと、アニメビジネスは、いつでもどこでもアニメを楽しめる環境づくり構築を目指す。昨今のアニメビジネスは、パッケージ・ビジネスは縮小傾向にあるのに対し、配信サービスが好調を見せている。そんな状況のなか、エンターテイメント市場の最大手であるエイベックスが配信サービスに特化した新会社を設立したことは、実に象徴的である。アニメタイムズが、アニメ産業拡大にどのように貢献するか、期待が高まる。エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社http://www.avex.co.jp株式会社アニメタイムズ社設立年月日:平成27年1月資本金:1億円本店所在地:東京都港区六本木一丁目6番1号代表者:代表取締役社長 勝股 英夫 (API 取締役 アニメ制作本部長)
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