SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014が、7月19日から埼玉県川口市で始まった。開幕初日にはSKIPシティ映像ホールにて、オープニング・セレモニーとオープニング上映も行われた。オープニング・セレモニーには、長編部門、短編部門、アニメーション部門のコンペテイションインした作品の監督や審査員、映画ファン、ゲストらが来場し、埼玉発の国際映画祭の開幕を祝った。映画祭実行委員会会長も務める上田清司・埼玉県知事は「多くの新しい試みを行いながら、日本全国、さらに世界にこの映画祭を発信していきたい」と、副会長の奥ノ木信夫・川口市長は「映画祭をステップとして、若手映像クリエイターの活躍の場が広がることを期待している」と挨拶した。今年で11回目を迎える本映画祭は、デジタルシネマの振興と発展を目指して開催されてきた。しかし、過去10年間でデジタルシネマを巡る環境は急進展、現在は劇場上映される映画のほとんどがデジタルとなっている。そこで今回は10年の節目を超えた新たな試みが多く盛り込まれている。そのひとつがアニメーション部門の新設、そして人材の育成や受賞者に対するサポートである。オープニング作品に選ばれた『サンシャイン/歌声が響く街』も、そのひとつだ。本作は2012年にデビュー作『ワイルド・ビル』が長編部門にノミネートされたデクスター・フレッチャー監督の最新作である。映画祭がジャパンプレミアとなったが、スコットランドを舞台に歌とダンスに溢れたミュージカルは訪れた映画ファンから絶賛された。映画祭では来年以降も、映画祭から羽ばたいていった監督の作品を積極的に取り上げるとしている。作品と監督支援を継続的にとの狙いがあるようだ。アニメーション部門の新設は、今年の目玉として何度も言及された。これは埼玉県がアニメの聖地を通じた地域の活性化を進めていることとも連動している。コンペティションでは国内から全14作品をコンペティションに選出している。若手の才能あふれる作品が集まっている。他部門と同様、7月27日に受賞作を発表する。また、期間中、劇場映画『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』やテレビアニメ『ケロロ軍曹』が上映される。『ケロロ軍曹』の制作会社サンライズの内田健二会長の講演もある。より多様性を増したSKIPシティ国際Dシネマ映画祭は数々のゲストも招き、9日間開催される。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014 7月19日(土)~27日(日)会場:SKIPシティ (埼玉県川口市) /http://www.skipcity-dcf.jp
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