2014年4月よりテレビ放送を開始した『シドニアの騎士』の騎士が好評を博している。人気の秘密は弐瓶勉さんのエッジの効いた絵やストーリーを存分に活かし、映像化を実現したことだろう。それを可能にしたのが、制作会社ポリゴン・ピクチュアズによる最新のデジタルアニメーション技術だ。なかでもマンガの世界観を持ちつつ立体感のあるメカニックは特筆ものだ。さらにこのメカニックを実際に三次元化する「一七式衛人 白月改 継衛 Animation Ver.」が、2014年10月に発売されることになった。ホビーメーカーのコトブキヤからリリースされる東亜重工製「一七式衛人 白月改 継衛」である。全高約200mm(ブースター展開時約310mm)で、本作の主要機を見事に立体化する。アニメファン、マンガファン、ホビーファンのいずれもが注目せざる得ないアイテムだ。原型製作は桑村祐一さんが担当した。価格は税抜6800円となる。コトブキヤは以前にも「一七式衛人 白月改 継衛」を立体化している。これはマンガ版からによるものだった。今回は、アニメ版のデザインに合わせて、アニメ版ならではの特徴も持っている。『シドニアの騎士』は、対話不能の異生物・奇居子(ガウナ)に太陽系を破壊されて1000年後の人類を描いた壮大な物語だ。太陽系を脱出した人類の一部は巨大な船シドニアで宇宙を旅しながら、依然、奇居子と戦い続けている。主人公・谷風長道が登場するのがヒト型の大型兵器・衛人である。そのなかで「一七式衛人 白月改 継衛」は旧式でるがゆえに、他とは違う際立った性能を持つ。今回の商品では、劇中で登場する「頭部ヘイグス粒子砲」、「背部ブースター」、「足部アンカー」の展開や可動を再現する。槍状の武器「カビザシ」はアニメ設定に準じたデザインで付属し、く腕部(盾)の高振動ブレードもアニメ版デザインとなっている。一方で、アニメ劇中では現在までは未登場の四足歩行形態への変形も再現した番組の今後の展開と伴に気になるところだ。『シドニアの騎士』/http://www.knightsofsidonia.com/「一七式衛人 白月改 継衛 Animation Ver.」/http://main.kotobukiya.co.jp/pk/pko/sk/tsugumori_animever.htmlサイズ:全高約200mm(ブースター展開時約310mm)販売価格: 6,800円(税抜)発売日: 2014年10月原型製作: 桑村祐一『シドニアの騎士』(C) 弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局
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