アニメ「セーラームーン」北米展開はViz Mediaが担当 旧作シリーズも同時展開 | アニメ!アニメ!

アニメ「セーラームーン」北米展開はViz Mediaが担当 旧作シリーズも同時展開

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2014年7月から新作アニメシリーズ『美少女戦士セーラームーンCrystal』が、全世界同時展開をスタートする。このうち北米のビジネス展開を米国の大手日本マンガ・アニメ会社Viz Mediaが手がけることが明らかになった。
Viz Mediaは5月16日から18日までシカゴで行われている日本アニメの大型イベントのアニメセントラル(Anime Central)に参加、16日夕方(現地時間)にはパネルイベントを開催した。この場で、『美少女戦士セーラームーンCrystal』の北米でのライセンスを獲得したことを発表した。また、同時に1990年代に日本でテレビ放送されたテレビアニメ「美少女戦士セーラームーン」シリーズ全200話と3本の映画の旧作の権利も獲得した。

『美少女戦士セーラームーンCrystal』は、Viz Mediaが北米展開を担当することになる。しかし、7月5日にスタートする世界同時展開にどのように関わるのか、北米での展開スケジュールなどには触れていない。今後の発表を待つことになる。
一方で旧作については、90年代に米国でテレビ放送されたのとは異なるバージョンになることが決まっている。まず、200話をリマスターバージョンとして吹替えは新しく録音し直す。作品のストーリーやキャラクターの関係性、名前などは全て日本版に忠実なものとする。

マンガ単行本の復刊がベストセラーになっていることもあり、『美少女戦士セーラームーンCrystal』は2014年に米国で最も注目されている日本アニメのひとつだ。有力企業のViz Mediaが全力でプロモーションするのに相応しいタイトルといえそうだ。
しかし、Viz Mediaが本作のライセンスを獲得したことは少なからぬ驚きもある。Viz Mediaは、日本の小学館、集英社、小学館集英社プロダクションが出資する小学館・集英社系列の企業である。アニメ『美少女戦士セーラームーン』は東映アニメーションが制作するが、原作者はライバル会社の講談社が発刊する。マンガ単行本の英語版もViz Mediaのライバル講談社USAの刊行である。従来の企業の枠組みを超えた取り組みだ。

講談社は米国でアニメビジネスの基盤がなく、Viz Mediaは近年新たな大型ヒット作品が不足気味である。今回はWin‐Winの関係で、2大企業が手を組んだ。海外における日本のアニメ、マンガビジネスのありかたとしても注目される。
《animeanime》
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