BS放送のアニメ番組 録画視聴がリアル視聴の2.5倍 野村総研調べ | アニメ!アニメ!

BS放送のアニメ番組 録画視聴がリアル視聴の2.5倍 野村総研調べ

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野村総合研究所は「テレビ番組の視聴実態」に関する調査を行い、その結果の一部を発表している。発表されたデータは、テレビ番組の視聴におけるリアルタイム視聴と録画を含めた視聴の関係だ。
近年、現在のテレビ番組の視聴は録画によるものが拡大しており、従来の視聴率では実態を捉えきれないのではと指摘されている。今回の調査結果は、そうした意見を実際に数字で示すものとなった。また、いくつかのジャンルでは、実際に録画視聴の影響がかなり大きくなっていることを明らかにしている。アニメ番組も、録画視聴の影響が特に大きなカテゴリーである。

まず、地上波テレビでは、全体では録画視聴はそれほど大き割合を占めない。リアルタイム視聴に録画視聴を含めても、視聴は21%の増加にとどまっている。
しかし、海外ドラマに限れば104%増、アニメ75%増、映画74%増、日本ドラマ63%増と、ストーリーのある映像作品は録画されやすいことが判る。一方で、ニュース、情報番組、スポーツ、旅・グルメ、バラエティなどは録画率が低い。
録画視聴をする視聴者の属性は、男女別、世代別では、20代の女性のドラマ視聴の録画が多いことを除くと大きな偏りはないという。また、今回の調査は、北海道、関東、中部、関西、九州の5エリアに分けて結果だしているが、こちらもエリアごとの大きな差は見られないとした。(地上波のみ)

一方、アニメについては、多くのカテゴリーのなかでも際立って、録画視聴が高いこと明らかになっている。地上波番組の録画は、海外ドラマに次いで第2位で、アニメ視聴全体の4割以上が録画で行われていることが判る。地上波放送ではリアル視聴がしやすい夕方のゴールデンタイムや週末の朝に編成される番組も多いこと含めると、深夜帯の番組ではさらにこの比率はあがりそうだ。
さらに近年アニメ放送が拡大し、アニメファンの視聴も増えているBS放送が際立った結果になっている。リアルタイムだけの視聴に対して、リアルタイムと録画を含めた視聴は3.53倍に拡大する。つまり、録画視聴者がリアルタイムの視聴者の2.5倍になる。こうした結果をあらためてみることは、現在のテレビアニメ放送編成の事情を理解する助けになりそうだ。

野村総合研究所
「テレビ番組の視聴実態」に関する調査
/http://www.is.nri.co.jp/actual/
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