動画配信ビジネスが順調に成長するなかで、映像コンテンツ関係者からPCやスマートフォンなどに向けた動画配信にこれまで以上の関心が集まっている。しかし、動画配信の市場規模、現況を見渡した情報は必ずしも多くない。そうしたなかで一般財団法人デジタルコンテンツ協会(DCAJ)が、最新状況をとりまとめた。その結果を「動画配信(VOD)市場調査レポート2014」として、4月17日に発刊した。この調査は前年に続くものである。まず、2013年の動画配信(VOD)市場規模を推定し、さらにこれを取り巻く状況を分析している。DCAJの独自の調査によれば、2013年の国内の動画配信(VOD)市場は、約1230億円だった。これは2012年の1016億円から21%の増加となる。2012年に続いて成長率は20%を超えた。DCAJによれば、昨年の増加の主な要因は、スマートフォン向けサービスの会員急増や既存サービスのスマートフォン対応による新たなユーザーの獲得、さらにテレビ番組見逃し視聴の売上増などだという。スマートフォンの普及とテレビ番組の動画配信対応が進んだことが、市場を押し上げているようだ。今後の見通してとして、市場は順調に増加するとしている。コンテンツ流通のネットワーク化や、ユーザービリティーの向上、コンテンツの充実、さらにレンタルビデオ店の代替、テレビのネット化などが後押しするという。2018年には1981億円規模になると予想する。もし、そうなればこれは現在のビデオレンタル市場2400億円や映画興行市場の1950億円に匹敵する規模である。映像コンテンツには無視出来ない分野となりそうだ。「動画配信(VOD)市場調査レポート2014」では、市場動向に加えて、動画配信のビジネスの仕組み、さらに主要企業の動向、ユーザーアンケート調査も収録している。A4100ページで価格は税抜き10000円、SPIインフォメーションとデジタルコンテンツ協会にて入手可能である。CD-ROMあるいはダウンロードにてPDFデータが提供される。動画配信(VOD)市場調査レポート2014制作・発行: 一般財団法人 デジタルコンテンツ協会仕様: A4 100ページ発刊: 2014年4月17日価格: 定価10,000円(+税)販売: SPIインフォメーション、デジタルコンテンツ協会/http://www.spi-information.com/report/07269.html※PDFデータでご提供(CD-ROMあるいはダウンロード)
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