「キャプテン・アメリカ/WS」ルッソ監督インタビュー ”エッジを効かせる”
4月19日より日本公開されたアベンジャーズ・シリーズ最新作『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』。監督はアンソニーとジョーのルッソ兄弟が務めた。2人に作品の主題、また2人の制作者としてのバックグラウンドを聞いた。
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--- コミックスの映画化に興味を持たれた理由は何でしょうか。
ジョー・ルッソ監督:コミックスは10歳の頃から集めているよ。最初にお金を出して買った1冊が、キャプテン(・アメリカ)とファルコンがチームを組むエピソードだったのは奇遇だね。
--- キャプテンのファンだったのですか。
ジョー・ルッソ監督:たとえば彼の愛国主義とか、気になるキャラクターだった。スティーブ・マックイーンが演じたら、と想像していた。なぜなら、キャプテンは良い子過ぎるから、マックイーンが演じればエッジを持ち合わせたキャラになって、ストーリーをより掘り下げることができる。今回の映画化では、まさにそういったエキサイティングな、ハードなところを狙った。
--- マーヴェル・コミックスは読んでいましたか。
ジョー・ルッソ監督:持っているコミックスはほとんどがマーヴェルだ。僕ら兄弟はダークな内容の物語に惹かれるね。DCコミックスだけど、フランク・ミラーの『バットマン:ダークナイト・リターンズ』が好きな少年だった。
--- それ、私も持ってます!
ジョー・ルッソ監督:『ダークナイト』は神話を解体して、創造性のドアを開いた。ヒーローものでもダークなアプローチができることを僕らは知ったんだ。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』では、70年代の政治スリラーのような映画ができた。
--- キャプテン・アメリカという、誰もが知っているキャラクターの映画化にあたってプレッシャーはありましたか。
アンソニー・ルッソ監督:それはもう。まずシリーズ全体のレベルが高い。加えてキャプテン・アメリカだ。好きなキャラクターだから、好きなジャンルだからという、ファンであることの情熱で乗り越えたよ。
--- 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』で描きたかったことは何ですか。
アンソニー・ルッソ監督:キャプテンの物語は第2次世界大戦から始まって、スティーブ(・ロジャース)はとても深遠な経験をしたんだ。それを描こうとした。スティーブは、知っている人が誰もいない、それまで知っていた世界からいちばん遠いところへ来てしまったんだ。
--- 従来のキャプテン・アメリカ作品からスタイルを変化、あるいは進化させようとしたところはありますか。
アンソニー・ルッソ監督:前作は(ファースト・アベンジャー)は戦争アクション、今回はスパイ映画という違いがある。スティーブが冬眠前に生きていた時代は、白黒がはっきりしていた時代だ。そこからベトナム戦争も「911」も経験せずに、いきなり灰色の現代に来てしまった。スティーブの目を通して観客は、自分がどのような時代にいるのかを見ることになる。コミックスでいうとキャプテン・アメリカのゴールデンエイジではなく、2005年前後の作品のトーンを参照している。
--- 同様に、キャプテンあるいはスティーブの変化はありますか。
アンソニー・ルッソ監督:戦闘のスタイルで、彼の兵士としての能力を見せたかったから、肉弾戦を増やした。手持ちカメラを使って撮影して、より“自然な”画面になったと思う。
--- そこなんですが、スーパーヒーロー映画が荒唐無稽にならないよう、気をつけていることはありますか。
アンソニー・ルッソ監督:ロバート・レッドフォードの起用がその例だ。
--- スーパーヒーロー映画とはあまり結びつかない大物俳優ですが、レッドフォードはどんな影響を作品に与えましたか。
アンソニー・ルッソ監督:まさにスーパーヒーロー映画に出るタイプではないからこその起用なんだ。映画にリアリズムを感じさせたかった。それにはレッドフォードが適任だった。70年代の政治サスペンス映画『コンドル』で主演しているように、新作の狙いにも合っている。アイデアを出してくれたし、作品にレイヤーとテクスチャーを加えてくれた。何回か会って出演を口説いたよ。彼自身、作品を吸収するまで時間がかかったようだけど、「孫が喜んでくれるから」というのが出演を決めた理由だそうだ(笑)。
監督:アンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ……ルッソ兄弟として劇場映画やTV ドラマシリーズを手がける。スティーブン・ソダーバーグとジョージ・クルーニーに才能を見いだされ、2003年に犯罪コメディの『ウェルカム トゥ コリンウッド』の脚本・監督を担当、出世作となった。
【インタビュー】『キャプテン・アメリカ/WS』ルッソ監督……エッジを効かせる
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