東京ムービーの作品や歴史を引き継ぐトムス・エンタテインメントは、国内で活動を続けるアニメ制作会社のなかでも有数の歴史を持つ会社だ。その歴史は1964年の東京ムービー設立から数え、今年で50年目になる。東京・杉並区にある杉並アニメーションミュージアムでは、この節目の年を記念した企画展「トムス・エンタテインメント アニメと歩んだ50年展」を4月16日から開催する。館内では、1964年のテレビアニメ『ビッグX』から『ルパン三世』、『名探偵コナン』、『それいけ!アンパンマン』、そして最新作の『弱虫ペダル』までを、その歴史と伴に紹介する。展示では、まずトムス・エンタテインメントが制作してきたアニメ作品を年表で紹介する。特に代表作については、作品の解説パネルや制作資料が並べられる。主題歌オープニング映像集や最新作の予告PV集など、アニメならではの映像紹介も盛り込む。とりわけ代表作のオープニング映像上映は、世代を超えて愛されそうだ。1964年に設立された東京ムービーは、国内では東映アニメーション、虫プロダクション、竜の子プロダクション(現タツノコ)と並び、テレビアニメ黎明期を支えたスタジオである。その後、東京ムービー新社などを経て、現在のトムス・エンタテインメントにあたるキョクイチと経営統合する。現在も、東映アニメーション、サンライズと並ぶ、国内を代表するアニメスタジオとなっている。それだけに代表作は数多い。『パーマン』、『巨人の星』、『ルパン三世』、『名探偵ホームズ』、『ベルサイユのばら』、『魔法騎士レイアース』、『名探偵コナン』、『それいけ!アンパンマン』・・・、トムス・エンタテインメントの歴史を振り返ることは、日本アニメ史の大きな部分を知ることになる。そうした点からも、今回の企画は興味深いものと言っていいだろう。期間中はこのほか、アニメシアターでの代表作の上映や、お絵かきコーナーなども設けられる。最新作の紹介も行われる。開催は7月13日まで、時間は10時から18時までとなる。また入館は無料だ。休館日などは、ミュージアムの公式サイトで確認出来る。杉並アニメーションミュージアム/http://sam.or.jp/「トムス・エンタテインメント アニメと歩んだ50年展」開催期間: 2014年4月16日(水)~7月13日(日)開催地: 杉並アニメーションミュージアム内会場入館料: 無料主催: 杉並アニメーションミュージアム企画・協力: トムス・エンタテインメント*詳細は杉並アニメーションミュージアムのサイトにて確認ください。
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