3月14日、白泉社より絵本『えきのひ』が刊行される。『えきのひ』は、アニメーション作家・加藤久仁生さんが描く、最新の絵本だ。加藤久仁生さんらしい暖かさを感じる作品に仕上がっている。この刊行を記念して、加藤久仁生自身が参加するイベントが代官山の蔦屋書店にて開催される。3月29日18時半から、上映会、対談、サイン会と続く。加藤久仁生さんは、2009年に短編アニメーション『つみきのいえ』で米国アカデミー賞を受賞したことで知られる。『つみきのいえ』は、アニメだけでなく加藤さん自身の手で絵本になり発売されている。『えきのひ』は、『つみきのいえ』以来5年半ぶりの絵本となる。本作では、お母さんに連れられてはじめて駅にやってきた姉と弟が、駅に見とれているうちに、まいごになってしまう。誰もが体験する「はじめてのまいご」が温かなタッチで描かれている。3月29日のイベントは、まず上映会で『つみきのいえ』と稲葉卓也さんの『ゴールデンタイム』を上映する。続く対談は、加藤さんと稲葉さんが参加する。稲葉卓也さんも、アニメーション作家として活躍している。その作品『ゴールデンタイム』は前回の文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞している。話題のアニメーション作家ふたりの会話が気になるところだ。イベントの開始は18時30分、定員は70名。参加するには、代官山蔦屋書店の店頭・または電話予約、オンラインストアで『えきのひ』の購入することが条件となる。稲葉卓也さんも、今後『ゴールデンタイム さよならテレビくん』の絵本が、4月11日に刊行予定だ。その刊行を記念して、個展開催も予定している。場所は青山のピンポイントギャラリーで、会期は4月14日から19日までになる。[真狩祐志]月刊モエ/http://www.moe-web.jp/『えきのひ』 加藤久仁生1400円+税2014年3月14日発売白泉社刊
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