2014年7月4日に、ハリウッドの大作映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』が全国公開となる。舞台となるのは近未来の地球、人類は侵略者の襲撃を受けている。トム・クルーズが演じる主人公・ウィリアム・ケイジ少佐はその戦いに身を投じるが、やがて自身が奇妙なタイムループで何度も同じ戦闘を繰り返しているに気づく。それが侵略者に勝利する糸口となっていく。 この奇妙なストーリーはもともと日本で誕生したものだ。本作の原案は、SFやライトノベルでお馴染みの桜坂洋さんの『All You Need Is Kill』である。日本の小説が米国にわたり、大作映画になり、そして日本に戻ってくる。