東映アニメーションが製作したフルCGアニメーション『キャプテンハーロック』が、海外で高い評価を受けている。1月29日に、国際3D協会(The International 3D & Advanced Imaging Society)がロサンゼルスのワーナー・ブラザース・スタジオで開催した第5回国際3D協会 3D CREATIVE ARTS AWARDS授賞式で、『キャプテンハーロック』が外国アニメーション映画最優秀賞を受賞した。 国際3D協会は3D(立体視)の業界団体で、3Dのプロフェッショナルが集まる。ワールドワイドな専門家が『キャプテンハーロック』の映像を高く評価したかたちだ。
3D CREATIVE ARTS AWARDSでは外国語実写映画最優秀賞も日本から『Present For You』が受賞している。国内では3D映画は一時に比べて制作意欲は冷めたと指摘されることも多いが、ここでは存在感をみせつけた。 アワードで最も活躍したのは、『ゼロ・グラビティ』である。実写映画最優秀賞を筆頭に4部門を受賞している。アニメーション映画最優秀賞は『アナと雪の女王』だった。