三鷹市で第2回アニメーション文化講座 三鷹の森ジブリ美術館が協力 | アニメ!アニメ!

三鷹市で第2回アニメーション文化講座 三鷹の森ジブリ美術館が協力

三鷹ネットワーク大学は第2回アニメーション文化講座を開講する。今回も三鷹の森ジブリ美術館の協力によって実現した。

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東京・三鷹市の三鷹ネットワーク大学は、第2回アニメーション文化講座を開講する。一般に広く向けられたもので、専門家がアニメーション文化について幅広い講義をする。
第1回が好評を博しており、第2回の実現となった。今回も三鷹市に拠点を持つ三鷹の森ジブリ美術館が協力する。

前回は「基礎教養編~三鷹の森ジブリ美術館発 アニメーションを10倍楽しむために~」と題していた。世界のアニメーションの作家(ディズニー、フライシャーなど)、東映動画の長編映画、『アルプスの少女ハイジ』と『未来少年コナン』、アニメーションの現在と、アニメーションの歴史を辿った。
第2回は「基礎教養編~三鷹の森ジブリ美術館発 アニメーションをもっと楽しむために~」と題されている。1月17日に「日本のアニメーションの60年代~スタジオ群雄割拠の時代~」、1月31日に「漫画家たちが作ったアニメーションの現場から~テレビアニメ草創期~」、2月14日に「高畑・宮崎と作ったアニメーションの現場から~1970年代の制作現場~」、2月28日に「日本のアニメーションの70年代~アニメブームを作った作品・スタジオについて~ 」と、1960年代から1970年代にスポットを当てている。

前回に引き続いてアニメーション評論家のおかだえみこさんが務めるほか、アニメーション作家の鈴木伸一さん、アニメーター・作画監督の小田部羊一さんが登壇する。鈴木伸一さんはトキワ荘に住んでいたのもあって、伝説の『鉄腕アトム』第34話「ミドロが沼の巻」で演出・作画監督を経験していることでも知られている。小田部羊一さんは『アルプスの少女ハイジ』などで高畑勲監督や宮崎駿監督と制作を共にしたことでも知られている。当時について、改めて生の声を聞ける良い機会だ。
講座は計4回、19時から20時30分までで、定員40人(先着順)である。今回は前回と異なり、全4回の通し受講のみの受け付けになる。受講料は一般3000円、市民2400 円、市民学生1800円、会員1500円となっている。
[真狩祐志]

第2回アニメーション文化講座 基礎教養編
~三鷹の森ジブリ美術館発 アニメーションをもっと楽しむために~
/https://www.kouza.mitaka-univ.org/kouza/D1350400.php
《animeanime》
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