1969年の誕生から40年以上、世代を超えて愛されてきたドラえもんが、2014年に新たな一歩を踏み出す。藤子・F・不二雄さんの生誕80周年にあたるこの年の夏に、3DCG映画『STAND BY ME ドラえもん』が公開される。コマーシャルなどではCGになったこともあるが、『ドラえもん』の3DCGが映画になるのは初だ。 映画「ドラえもん」シリーズは、近年は毎年春に新作が公開されるのが恒例である。2014年春もすでに『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境~ペコと5人の探検隊』が発表されている。これとは別に新たなスタッフにより制作される。
そして、ドラえもんはアジアを中心に海外でも大きな人気を誇るキャラクターだ。世界的に長編劇場アニメーションの趨勢はCGに傾いている。日本のアニメはセルスタイル・2Dで勝負することを目指す一方で、CGへの挑戦も課題とされてきた。 ドラえもんというキャラクターを得ることで、『STAND BY ME ドラえもん』は海外でも勝負出来る作品になりそうだ。2014年の劇場公開が、多くの人に注目されそうだ。