『風立ちぬ』は、宮崎駿監督のもとスタジオジブリが製作した注目作だ。零戦の設計者である堀越二郎の半生を宮崎監督の解釈でアニメとした。国内公開直後に監督が引退を発表することも話題を呼んだ。 『サカサマのパテマ』は、国内では11月9日から公開中だ。一方で、映画祭などでは、早くから注目を浴びている。アヌシー国際アニメーション映画祭、東京国際映画祭で公式上映、先日は、スコットランド ラブアニメ映画祭2013観客賞と審査員賞を受賞したばかりだ。 日本以外のノミネート作品は、韓国の『The Fake』、ロシアの『Koo! Kin-Dza-Dza』、インドの『The World of Goopi and Bagha』の3つだ。こうした中から、日本アニメーションから3度目の最優秀アニメーション賞が出るのか、12月12日の発表が待ち望まれる。