一般社団法人日本動画協会は、8月31日に国内のアニメーション産業の動向・統計調査をまとめた「アニメ産業レポート2013」を発行した。「アニメ産業レポート」は、産業規模や動向が数字で分かりにくいとされているアニメーション業界を統計により明らかにするべく2009年より年1回発刊されている。2013年度版は、2012年のアニメーション産業全体と、分野別解説、海外での日本アニメの動向を中心に掲載する。A4サイズで66ページ、価格は税込3000円となる。発刊と同時に、販売も開始する。店頭販売は、9月2日から秋葉原UDXビルの2階にある東京アニメセンター オフィシャルショップにて入手可能だ。通信販売はこれまでと同様、エスピーアイ・インフォメーションWebサイトで行う。こちらは送料として別途1000円がかかる。バックナンバーも購入出来て便利だ。レポートは主に4部で構成される。まず、2012年の全体の市場動向を見渡し、注目の動向をピックアップする。各分野ではテレビアニメ、劇場アニメ、アニメビデオパッケージ、アニメ商品化等二次利用、アニメ配信、アニメ音楽、マンガ・アニメ関連展示の7分野で構成する。マンガ・アニメ関連展示は、近年重要性が増しているライブエンテテイメントのなかでも成長性が高い分野にフォーカスしたかたちだ。第3部は、クールジャパン戦略などで注目される海外市場における日本のアニメを取り上げる。さらに特集として「アニメ業界における人材育成」に注目した。アニメ産業での人材育成の実態、アニメの教育機関の現状と日本動画協会の人材育成との連携をトピックスとした。レポートは、例年数値統計を多く盛り込んでいる。こうした数値を追うことで、産業の推移も確認出来る。現在の状況を知るだけでなく、中長期的な流れを知るにも活用出来るだろう。日本動画協会/http://www.aja.gr.jp/「アニメ産業レポート2013」発行元: 一般社団法人日本動画協会発行: 2013年8月31日 判型/頁数: A4 / 66P価格: 3000円(税込)[内容]■ 2012年アニメ産業総括(市場動向概観/注目の動向)■ 各分野解説(TVアニメ/劇場アニメ/ビデオパッケージ/商品化等二次利用/配信/アニメ音楽/ マンガ・アニメ関連展示の動向)■ 海外動向(世界の中の日本のアニメ)■ 特集. アニメ業界における人材育成資料. 日本のアニメ市場の推移/日本のアニメ業界・アニメ市場の近年の動向/日本のアニメの海外展開販売 (店頭) 東京アニメセンター オフィシャルショップ@akiba info. (通信販売) エスピーアイ・インフォメーションWebサイト/http://www.spi-information.com/report/07859.html
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