8月31日、『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』が全国公開となった。テレビシリーズ放映から丸2年、再び泣ける作品が世に届けられた。本作はその感動深い内容から、熱心なファンが応援するテレビシリーズからの劇場化作品だ。それだけに公開日を心待ちにしたファンも多いだろう。そんなファンの気持ちに応えるべく、公開初日には、東京・新宿バルト9にて、初日舞台挨拶が行われた。勿論、会場は満席だ。そして、挨拶には主要キャラクターを演じる声優陣が登壇した。入野自由(宿海仁太役)、茅野愛衣(本間芽衣子役)、戸松遥(安城鳴子役)、櫻井孝宏(松雪集役)、早見沙織(鶴見知利子役)、近藤孝行(久川鉄道役)の6人である。作中の超平和バスターズの面々が揃って姿をみせたかたちとなった。挨拶のでは、2年ぶりのキャラクターについてなどをそれぞれが語った。このなかには映画版ならではの内容についても語られた。茅野や櫻井が、いつもどおり、相変わらずと自身のキャラクターを説明する一方で、戸松と早見は今回の映画で少し変わったところもありそうと。近藤は「テレビ版で蚊帳の外だった、ポッポの恋愛模様がどうなるか個人的には注目してほしいです(笑)」と話した。入野は「テレビ版がこれ以上のものはないというほど、きれいに終わったので、嬉しい反面、不安もありました。でも劇場版を観て不安は吹き飛びました。懐かしさと新しさが絶妙に入り混じった作品に仕上がりました」と感慨深げだ。また、MCの注目して欲しいポイントは?との質問に、それぞれ次のように答えた。入野「めんまを想って5人が語り合うシーンがあるのですが、ここは1年色々あっての劇場版ならではの、胸に染み入るシーンだと思います。」茅野「じんたんのお母さんの蒸しパンの秘密が明らかになります。ぜひ、帰ったら蒸しパン作ってみてください!」戸松「あなるとつるこの関係性に進展があります。2人のやりとりに注目してほしいです。」櫻井「Galileo Galileiの主題歌「サークルゲーム」の歌詞の意味がこの作品を観るとより深く理解できると思います。」早見「あなるとつるこの関係もそうですし、ゆきあつとつるこの関係も「おー」という進展ありです!」近藤「超平和バスターズが小さい時、どんな風に遊んでいたのかなどのエピソードが細かに描かれているが、楽しくて切ない気持ちになって。」最後に、登壇者が観客に向けて、劇場に来てくれたことへの感謝の言葉が語られた。そして、熱気に溢れ、温かな声援が飛ぶ中、『劇場版 あの花』のさらなるヒットを願った。会場は温かい拍手とに作品同様に仲のよいキャスト陣が、印象的な挨拶の幕を閉じた。『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』8月31日より、新宿バルト9他にて全国ロードショー配給:アニプレックス/http://www.anohana.jp
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