米国の人気ドラマ「GRIMM／グリム」　メインキャストがサンディエゴに勢揃い

米サンディエゴで7月20日に「GRIMM／グリム」のプロデューサー、メインキャストが勢揃いした。作品のパネルディスカッションを行い、第3シーズンについても触れた。

イベント・レポート

2013.7.27 Sat 22:57

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近年のサンデェゴ・コミコンで、大掛かりなプロモーションを行うことが増えているのが人気のテレビドラマだ。米国では地上波テレビにHBOやStarzなど有料放送も巻き込んで、テレビドラマの大型化、高予算化が続いている。その一方で、映画などに比べると宣伝の場は限られている。
そこで大きな役割を果たすのが、コミコンである。多くのメディアやポップカルチャーファンが集まる場所で、スタッフや人気のキャストも出演し、作品をアピールする。いまや映画をも凌ぐ勢いだ。『ウォーキング・デッド』や『ゲーム・オブ・スローンズ』など人気作品が目白押し、テレビドラマファンにも堪らない場所となっている。

7月20日に会場でパネルを開催した『GRIMM／グリム』もそのひとつだ。グリム童話をベースに、ホーラーファンタージの刑事ドラマとした人気作品だ。
コミコンでのパネル今年で3回目となるが、それは番組が3年続いている証拠。競争激しいドラマ業界で人気を確立している証明だ。実際にパネルでは大勢のファンから歓声が起こり、ゲストのキャストたちを感激させていた。
今回パネルに参加したのは、デヴィッド・ジュントーリ、サイラス・ウィアー・ミッチェル、ラッセル・ホーンズビー、レジー・リー、サッシャ・ロイズ、ビッツィー・トゥロック、ブリー・ターナー、クレア・コフィーと主要キャストがフルメンバー、それにプロデユーサー陣だった

主役のニック・ブルクハルト刑事を演じるデヴィッド・ジュントーリは、本作について「俳優として、こんなタイプのドラマに出るのは楽しいね。媚薬に惑わされるエピソードもあれば、新シーズンではさらにアクションシーンもたくさんでてくるんだ」と明かした。また、期待が高まる新シーズンについても触れた。
また、役者陣が多いことで、キャスト同士の仲について司会が訊ねると、ニックの恋人・ジュリエットを演じるビッツィー・トゥロックが、「よく皆で出掛けるわ。この中の3人は同じアパートに住んでいて、パジャマ姿で行き来したり…、まるでキャンプに来ているみたいなの」と答えた。
これにモンロー役のサイラス・ウィアー・ミッチェルが、「僕たち役者は、いろんな場所で仕事をしなくちゃならないけど、ポートランドに来られたのは、まるで贈り物をもらったようなものだよ。街は僕らを歓迎してくれるし、このドラマの撮影に、森のあるポートランドは最高のロケーションだ」と、番組の舞台であるポートランドが気に入っている様子だった。
ざっくばらんな役者のトークに、会場は大満足。第3シーズンへの期待を高めた。

『GRIMM／グリム』は国内ではスーパー!ドラマTVで放映中、さらに2013年10 月4 日よりジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントがBlu‐ray/DVDのリリースを開始する。日本でも作品を楽しむ機会は増えている。
本作はグリム童話の作者グリム兄弟の末裔であるグリム一族とモンスターたちとの闘いを描いたダークアクションだ。オレゴン州ポートランド市警察殺人課の刑事ニックは、自分が特殊な能力を持ったグリム一族であることを知ったことから奇怪な事件に巻き込まれていく。

『GRIMM/グリム』
/http://www.grimm-tv.jp/

10月4日発売　（DVD レンタルVol.1～Vol.6）
DVD　vol.1 　980 円（税込）
11 月6 日（水）発売　(DVD レンタルVol.7～Vol.11)
DVD-BOX 9240 円（税込）
Blu-ray BOX 11340 円（税込）
発売・販売元：　ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント

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