「ひこうき雲」は松任谷さんが高校生時代の時に産み出し、シンガーソングライターとしてデビューするきっかけにもなった楽曲だ。当時はミュージッククリップ自体がまだ珍しいものであり、映像作品としては1996年の「荒井由実コンサート Yumi Arai The Concert with old Friends」のライブしか存在していなかった。 ミュージッククリップはスタジオジブリの鈴木敏夫さんのプロデュースのもと、砂田麻美監督によって制作された。砂田さんは2011年に映画『エンディングノート』で監督デビューを果たしたが、ミュージッククリップは今回が初めてとなる。