6月17日より、米国のディズニーXDで日本のゲーム「パックマン」のキャラクターが登場する新作アニメーション『PAC-MAN and the Ghostly Adventures』のテレビ放映が始まった。フルCGアニメーションとして破格の予算をかけた期待の大型番組である。 このテレビ放送開始に合わせて、バンダイナムコゲームス、アラド・プロダクション(Arad Productions)、41エンタテイメント(41 Entertainment)の3社は、早くも第2シーズンの製作決定を発表した。現在、放映中の第1シーズンは、1話22分全26話となっている。これに加えて、13話分を製作する。
41エンタテイメントは、今回の決定について、番組は早くも好意的な評価を多く受けているとする。2015年までに「パックマン」のビジネスがおおきく成功することを期待する。また、アラド・プロダクション、バンダイナムコゲームスも、セカンドシーズン決定で、本作のビジネスがさらに広がるとする。 米国のテレビ番組は、視聴者からの反応に敏感なことで知られる。どんな大作ドラマであっても、初回の評判が悪ければ、9話や4話といった1クール(13話)の半ばで打ち切られることも多い。早くもセンカンドシーズンが決定した『PAC-MAN and the Ghostly Adventures』は、好調な滑り出しと言ってよいだろう。 それは今後米国を起点に、世界各国にテレビアニメーション、各種ゲーム、キャラクターライセンスの展開を目指すバンダイナムコゲームスにとっても朗報だ。同時に、日本キャラクターを活用したアニメーションを米国からスタートさせるという、日本企業にとっての新しいビジネスの可能性を広げるものともいえる。
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