日本が生みだした世界的な人気ゲーム『パックマン』が、新たにテレビアニメ化された。『PAC-MAN and the Ghostly Adventures』として、6月17日より米国のディズニーXDでレギュラー放送を開始する。バンダイナムコゲームスが企画・開発する本作は、日本国内でオー・エル・エム・デジタルによりフルCGのテレビアニメシリーズとして制作された。 しかし、番組は日本でなく、世界に向けたグローバルタイトルとなっている。世界最速の放映が米国であることも、それが理由だろう。今後はイギリスやオートラリア、スペインなど世界40ヵ国での放映を予定している。一方、日本での放映は発表されていない。
バンダイナムコゲームスは、6月7日、『PAC-MAN and the Ghostly Adventures』の今後のビジネス展開の概要を発表している。まず、ゲーム分野では家庭用ゲームを3タイトル、業務用ゲーム5機種、さらにネットワークゲーム1タイトルを2014年3月までに順次展開する。こちらも米国を先行し、他地域に広げる。 なかでも力が入るのが、アプリのゲーム『Pack-MAN DASH!』だ。アプリは無料で楽しめるが、今後発売される玩具に付属するアイテムコード入力することで、ゲームの楽しみが広がる。実際に玩具がアイテムとしてゲーム内に登場する仕組みだ。 さらにディズニーXDやキャンペーンサイト「PAC IS BACK」、ライセンシー各社と協力する。アプリゲームがキャラクター商品購買のツールの役割を果たす。ゲーム会社ならではの発想だ。