サービススタートにあたって注目されるのは、どういったプロジェクトが提案されるかだ。Anipipoにオープンと同時に掲載されたプロジェクトは3件である。 ひとつは糸曽賢志氏が制作を進める『サンタ・カンパニー』の英語字幕制作費とグッズ制作費、ふたつめはスペインで制作を進める日本アニメスタイルのアニメーション『ABC of AKARI』、そしてアニメーション化を視野にいれたmooさんの絵本制作だ。 いずれも自主制作アニメーションに関わるものだが、プロジェクト規模が通常の自主制作より大きく、商業化を前提としてインディーズ作品の色合いが濃い。外部からの資金調達ニーズが高く、かつ手頃な予算の作品ともいえる。クラウドファンディングにマッチングしやすいプロジェクトとも言えるだろう。