「UTOPIA 最後の世界大戦」がドラマ「ビブリア古書堂」に 実在する幻のマンガ登場
ドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』の2月25日放送予定の第7話に、マンガ稀構本が登場することになった。その本は足塚不二雄のSFマンガが『UTOPIA 最後の世界大戦』である。
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もうひとつ番組を彩っているのが、本編に登場する書籍の数々だろう。いずれも実在する書籍で、そして勝るとも劣らない希少本、稀構本である。
番組では本にまつわる物語と薀蓄が語られ、その本に合わせたミステリが展開する。これまでの放送では「それから」(夏目漱石)、 「春と修羅」(宮沢賢治)、「時計じかけのオレンジ」(アントニイ・バージェス)などが取り上げられた。
そのドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』の2月25日放送予定の第7話に、マンガ稀構本が登場することになった。その本は足塚不二雄のSFマンガが『UTOPIA 最後の世界大戦』である。実はこのマンガは以降、1987年まで藤子不二雄としてマンガ家コンビを組む藤子・F・不二雄と藤子不二雄(A)の単行本デビュー作である。
本書は小学館クリエイティブによる完全復刻版はあるものの、オリジナルの現存は世の中に数冊、オークションでは400万円の価格がついたことがある極めつけの稀覯本である。
ドラマでは『UTOPIA 最後の世界大戦』の謎がテーマに展開するという。本書にまつわるエピソードも語られ、マンガファンは勿論、一般の視聴者にも興味深いものとなりそうだ。普段はあまり知られることがない古書マンガ、マンガ稀構本に触れる機会にもなりそうだ。
テレビドラマ
『ビブリア古書堂の事件手帖』
/http://www.fujitv.co.jp/biblia/index.html
『ビブリア古書堂の事件手帖』
/http://biblia.jp/
『UTOPIA 最後の世界大戦』
著者: 藤子・F・不二雄/藤子不二雄(A)
発行: 小学館クリエイティブ 発売:小学館
体裁: B6判上製箱入り 192P
付録小冊子: 松本零士、小野耕世ほか
定価: 本体3800円+税
*この本は完全復刻版です。