「標本事件」とは何だったのか? 『サイコパス』スピンオフ小説が、ノイタミナノベル先行掲載決定
テレビではまだ多くが語られていないこの「標本事件」が、スピンオフ作品としてノベライズドされることが決定した。『PSYCHO-PASS サイコパス 名前のない怪物』として、今春に発売される。
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なかでも重要な位置を占めるのが、物語が始まる3年前に起きたとされる「標本事件」だろう。死体を加工する猟奇事件では主人公・狡噛の部下でもある佐々山も犠牲者となり、狡噛の犯罪係数の上昇を誘発、狡噛の潜在犯化、執行官への降格を引き起こした。
テレビではまだ多くが語られていないこの「標本事件」が、スピンオフ作品としてノベライズドされることが決定した。『PSYCHO-PASS サイコパス 名前のない怪物』として、今春に発売される。さらに発売に先立って、ノイタミナ公式サイト内の“ノイタミナノベル”にて先行掲載されることも明らかになった。
本作を書くのは、テレビシリーズ本編12話の脚本を担当した高羽彩さんである。第12話「Devil's Crossroad」では、執行官のひとり六合塚弥生の過去が描かれた。そのなかには「標本事件」の重要キャラクターとなる佐々山の姿も描かれている。
『PSYCHO-PASS サイコパス』では、作品スタート時点よりメディアミックスに力を入れている。すでに朱の視点から物語を描く『監視官 常守朱』が「ジャンプSQ.」(集英社)にて連載されている。
また、共同脚本の深見真さんによる小説版『PSYCHO-PASS サイコパス』も書かれている。2月4日に上巻の発売を予定している。こちらはテレビシリーズの第1話から第11話のエピソードから構成されている。『名前のない怪物』はこれに続くものだ。
本作が先行掲載されるノイタミナノベルは、ショップやラジオ、アパレルなど様々な展開をするノイタミナの試みのひとつである。ウェブサイトにて、ノイタミナ関連作品の小説を無料で配信している。
現在は、『つり球』、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の小説が取り上げられている。こうした作品と同様、『名前のない怪物』も話題を呼びそうだ。掲載の詳しい内容は、後日告知予定である。
『PSYCHO-PASS サイコパス』
/http://psycho-pass.com/
ノイタミナ公式サイト
/http://noitamina.tv/
ノイタミナノベル
/http://noitamina.tv/novel/
小説版「PSYCHO-PASS サイコパス エピソード・ゼロ(仮)」
著者:高羽彩
発売日:2013年春(予定)
Blu-ray Disc & DVD「PSYCHO-PASS サイコパス」
VOL.1好評発売中
発売元: フジテレビ/東宝 販売元: 東宝