復刊「よりぬきサザエさん」 発売5日間で累計60万部突破 | アニメ!アニメ!

復刊「よりぬきサザエさん」 発売5日間で累計60万部突破

12月7日に朝日新聞出版から復刊が始まった『よりぬきサザエさん』(全13巻)が、驚異的な売上となっている。発売から5日間、12月11日までに累計60万部を突破した。

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12月7日に朝日新聞出版から復刊が始まった『よりぬきサザエさん』(全13巻)が、驚異的な売上となっている。発売から5日間、12月11日までに累計60万部を突破した。
今回の復刊の目玉ともなったのは、税込13650円の全巻購入予約である。これが25000セットに達するなど高い人気を見せている。時代を超えて変わらない『サザエさん』人気を明らかにした。

『よりぬきサザエさん』は、作者である長谷川町子さんが全68巻にも及ぶ『サザエさん』から、自ら面白いと思った作品を選びだしまとめたものだ。長らく絶版だったことから、幻のベスト版となっていた。
復刊にあたっては、各刊に作品に関する貴重な記事やイラストで構成した復刊特典ページを追加した。さらに全巻購入予約特典として、今回初公開となった秘蔵資料収録をまとめた「町子手帖」がつけられた。このなかにはサザエさんの書籍未収録作品、作者直筆のアイデアスケッチ、よりぬき採点表、懐かしの企業広告などを収録されている。こうしたプレミア感もファンの心を動かしたと言えそうだ。

朝日新聞出版は、今回の売上げ状況について予想を大幅に上回るペースとしている。特典がファンを中心に注目を集めたほか、贈り物としての需要も高かったと説明する。親から子、両親などへ、孫へといったプレゼントとして全巻予約する人多いという。
反響の大きさから全巻予約特典「町子手帖」の増刷も決定した。さらに12月12日の朝日新聞朝刊(東京本社版)に全面広告を掲載する。
12月7日発売されたのは1巻から3巻、今後2013年1月4日に4巻から6巻、2月に7巻から9巻、3月に10巻から13巻を発売する予定だ。売り上げ部数は、今後もかなり伸びそうだ。

アニメの世界では、もう何十年もの間、視聴率トップを独走している番組が『サザエさん』である。日曜日夕方に放映される番組は、まさに国民的な番組の名に相応しい。
その原作も、時代を超えて愛されていることをあらためて感じさせる。

『よりぬきサザエさん』
/http://publications.asahi.com/yorinuki/

《animeanime》
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