「東映まんがまつり」と「東宝チャンピオンまつり」 70年代の人気企画が同時開催 | アニメ!アニメ!

「東映まんがまつり」と「東宝チャンピオンまつり」 70年代の人気企画が同時開催

1970年代に子供達が熱中していた「東映まんがまつり」と「東宝チャンピオンまつり」が一緒になって帰ってくる。第5回したまちコメディ映画祭 in 台東の前夜祭オールナイト「したコメドリームマッチ」として企画された。

ニュース
注目記事
「アタックNo.1 涙の回転レシーブ」
  • 「アタックNo.1 涙の回転レシーブ」
  • 「タイガーマスク ふく面リーグ戦」
  • 「ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣」
  • 「柔道一直線」
  •  
  • 「海底3万マイル」
1970年代に子供達が熱中していた「東映まんがまつり」と「東宝チャンピオンまつり」が一緒になって帰ってくる。9月14日から17日まで東京・台東区で開催される第5回したまちコメディ映画祭 in 台東の前夜祭オールナイト「したコメドリームマッチ」として企画された。
したまちコメディ映画祭は、浅草、上野といった東京・下町の魅力をコメディ映画を通じて味わってもらうとのコンセプトの住民参加型の映画祭だ。そのスタートを切る企画として、70年代に子供たちに人気を博したふたつの劇場イベントを実現した。

「東映まんがまつり」は1964年から幾多の名称変更を経て「東映アニメフェア」として2002年まで実施された。昨年DVD「復刻! 東映まんがまつり」を発売し、今年も今月から第2期としてDVDのリリースが開始されている。人気アニメの劇場新作やオリジナル作品が登場し、アニメ史でも特筆べき存在になっている。
一方の「東宝チャンピオンまつり」は1969年から1978年まで実施された。いずれも春・夏・冬の興行で人気を博した。こちらは東宝が得意とする特撮映画に強みを発揮する。
東映と東宝、大手配給によるプログラム企画は、子どもたちを目移りさせたもの。いわばライバル同士だが、上映からおよそ40年あまりの同時上映となる。映画祭に相応しい話題性も十分だ。

今回の「したコメドリームマッチ」では、1970年の夏からそれぞれ一部の作品が復刻として会する。「東映まんがまつり」からは『柔道一直線』、『タイガーマスク ふく面リーグ戦』『海底3万マイル』、「東宝チャンピオンまつり」からは『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』、『アタックNo.1 涙の回転レシーブ』が上映される。
日時は9月14日の22時から翌朝5時まで、会場は浅草中映劇場である。入場料は全席指定で2500円(前売は2000円)。35mmのプリント上映と入場者プレゼントの「ドリームマッチオリジナル紙帽子」で当時に浸ることが出来るだろう。当日は、スペシャルゲストによるトークショーも予定されている。
[真狩祐志]

したまちコメディ映画祭 in 台東
2012年9月14日(金)〜9月17日(月・祝)開催
/http://www.shitacome.jp/

■上映作品:
~東映まんがまつり~ 1970夏 一部復刻上映
『柔道一直線』(24分)
『タイガーマスク ふく面リーグ戦』(54分)
『海底3万マイル』(60分)
~東宝チャンピオンまつり~1970夏 一部復刻上映
『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』(83分)
『アタックNo.1 涙の回転レシーブ』(61分)
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集