米国ではアメリカンコミックが実写映画化を通じて、その人気を一気に拡大する例は多い。以前は、マーベルやDCのスーパーヒーローが登場する作品の映画化が多かったが、近年は中堅出版社の人気作品を映画化する例も増えている。 2010年にオニプレスから発売されていた『スコット・ピルグリム VS ザ・ワールド』の実写映画などある。こうした作品は映像化と伴に、原作の売り上げが急伸する例も多い。 『ウォーキングデッド』もこうしたひとつだ。さらに本作は、映画でなくテレビドラマがスタートとなっているのが特徴だ。アメリカンコミックのマルチメディア展開の新たな可能性を示している。