映画監督として世界的に知られる押井守さんは、アニメーション映画、実写映画からゲーム、評論、エッセイ、舞台まで、長年にわたり様々な才能を発揮してきた。小説もそんな活動の場にひとつである。このほど、その最新作『ゾンビ日記』が発刊されている。本作は、自分以外はゾンビしか存在しなくなった世界に残された男の物語となっている。異才・押井守が挑戦するゾンビ小説が話題になりそうだ。発売は角川春樹事務所、201ページの単行本は、税込1470円である。全国の書店、インターネットショプで発売中だ。押井守監督の小説は、これまでに『立喰師列伝』や『Avalon 灰色の貴婦人』、『ケルベロス 鋼鉄の猟犬』などがある。多彩な場で活躍する監督らしく、他のメディアと連携する作品が多い。押井ファンにとっては、『ゾンビ日記』にも今後の展開を期待したいところだろう。このほか押井守監督は今年3月には、幻冬新書から『コミュニケーションは、要らない』も上梓している。こちらはますます拡大するインターネットなどを切り口に、押井守の視点から真のコミュニケーションは何かについて語るエッセイになっている。さらに気になる映像分野での活動では、6月にカプコンよりX-BOX360向けに発売されるゲームソフト『重鉄騎』が注目される。押井守監督は、このコラボレーショントレーラーのムービーを制作している。その一部は、『重鉄騎』の公式サイトでも公開中だ。(*『重鉄騎』は18才以上が対象のためサイトの閲覧に制限があります。)『ゾンビ日記』著者: 押井守価格: 1470円(税込) 単行本: 201ページ 出版社: 角川春樹事務所
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