スタジオジブリ企画協力で「特撮展(仮)」 今夏、東京都現代美術館で | アニメ!アニメ!

スタジオジブリ企画協力で「特撮展(仮)」 今夏、東京都現代美術館で

東京都現代美術館が、日本の映像文化に大きな影響を与えてきた「特撮」にスポットを当てた展覧会を開催する。東京都現代美術館は2012年度の展覧会の年間スケジュールをアップ、

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東京都現代美術館が、日本の映像文化に大きな影響を与えてきた「特撮」にスポットを当てた展覧会を開催する。東京都現代美術館は2012年度の展覧会の年間スケジュールをアップ、この中の今夏の企画展に「特撮展 (仮)」がラインナップされた。
概要によれば、開催期間は2012年7月10日から10月8日までのおよそ3ヵ月間、同館の企画展示室1階と地下2階を会場とする。展示スペースはふたつ併せると3000m2以上となるため、かなり大規模な展示になる。東京都現代美術館は毎年6本から10本程度の企画展を実施するが、2012年度のひとつになる。

内容で注目されるのは、本展がスタジオジブリ企画協力のもと行われるとしていることだ。スタジオジブリは、毎年夏に東京都現代美術館で開催されるアニメーションを中心とした映像関連の展覧会の企画協力を行っている。そのひとつとして特撮を取り上げるようだ。
一連の企画展は、スタジオジブリの作品以外も積極的に取り上げている。2011年はフレデリック・バック展、2009年はメアリー・ブレア展だった。また、2010年の借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展では、アニメーションだけでなく、実写映画の美術も積極的に取り上げた。

美術館は今回の展覧会を、美術館内に特撮博物館がオープンすると解説する。また、VFXやCGと異なるミニチュアをはじめとする特殊技法にスポットをあてる。
展示はかつてない規模で特撮の魅力に迫るとしている。アニメーションとは異なる、あらたな企画展への挑戦となりそうだ。

東京都現代美術館 http://www.mot-art-museum.jp/

特撮展 (仮)
会期: 7/10(火) 〜 10/8(月・祝)
会場: 企画展示室 1階、地下2階

[これまで東京都現代美術館が開催したアニメーション、マンガ関連企画展]

2011年 フレデリック・バック展
2010年 借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展
2009年 メアリー・ブレア展
2008年 スタジオジブリ・レイアウト展
2007年 ジブリの絵職人 男鹿和雄展
2006年 ディズニー・アート展
2005年 ハウルの動く城・大サーカス展
2004年 日本漫画映画の全貌
2003年 ジブリがいっぱい スタジオジブリ立体造型物展

1998年 マンガの時代展-手塚治虫からエヴァンゲリオンまで-
《animeanime》
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