第6回TOHOシネマズ学生映画祭の受賞作品が決定した。TOHOシネマズ学生映画祭は、「学生による、学生のための映画祭」というコンセプトのもとに現役大学生が運営に当たっている。個性豊かな映画祭である受賞作品は、3月18日にお台場で開催された決勝大会において決定した。そのうち短編アニメーション部門は、グランプリに塩川遼子さんの『抱卵の日』、準グランプリにオオニシカオリさんの『When I was young…』が選ばれた。オオニシさんの『When I was young…』は、今年のアヌシー国際アニメーションフェスティバルにもノミネートされたばかりだ。このほか最終審査に臨むべくノミネートされていたのは、『想起モノクローム』、『達磨』、『土の中の僕たち』、『道端の亀』である。このうち『想起モノクローム』は、第10回インディーズアニメフェスタにもノミネートされている。一方、ショートフィルム部門のグランプリは、三原慧悟さんの『ひとりぼっちの世界』、準グランプリとROBOT賞は中川龍太郎さんの『夜明けまで』が選ばれた。TOHOシネマズ学生映画祭は、応募時点で他の映画祭やコンテストでの受賞や入選がないことが条件となっている。昨年の短編アニメーション部門でグランプリとなった石田祐康さんの『rain town』のように、華々しい活躍となる作品が現れることが期待されている。またROBOT賞は、映像制作会社のロボットの名が冠された賞である。ロボットとTOHOシネマズが連携した「Gift Movieプロジェクト」などの今後の候補としての位置づけにもある。【真狩祐志】TOHOシネマズ学生映画祭 http://www.gakuseieigasai.jp/第6回TOHOシネマズ学生映画祭 受賞作品ショートフィルム部門グランプリ 『ひとりぼっちの世界』 三原慧悟準グランプリ・ROBOT賞 『夜明けまで』 中川龍太郎短編アニメーション部門グランプリ 『抱卵の日』 塩川遼子準グランプリ 『When I was young…』 オオニシカオリ
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