日本レコード協会は、2011年に行った国内の「音楽メディアユーザー実態調査」の結果、分析を取りまとめこのほど公表した。この調査は毎年行われており、消費者がいかに音楽に接しているのかと、その消費行動を捉えたものとして詳細なレポートとなっている。 音楽の消費では、調査対象約5000人のうち2011年時点での半年間に音楽CDを購入したのは34.9%、レンタルしたのは23.4%、有料音楽配信の購入は10.7%だった。CDの長期低落傾向、配信の拡大が指摘されているが、全体では依然CDにより購入が配信を大きく上回っている。 さらにCD購入は前年比1.2%増となり、有料配信の1.4%増とほぼ同様の数字だ。また、世代別ではCD市場の38.2&%を中学生から20代が占めた。 ジャンル別では、日本のポップスが圧倒的である。CD購入者のうち50.3%が、日本のポップスを購入した。2位の日本のロック19.4%を突き放している。 また、アニメ音楽は10.4%、ゲーム音楽は4.4%である。全体でみると大きな数字でないが、購入者には大きな偏りがある。男子高校生に限ると34.7%、女子中学生の35.3%がアニメ音楽を購入している。それぞれ同世代の1/3が購入していることになる。 さらに男子中学生の26.8%、女子高校生の21.9%も購入と、男女中高生がアニメ音楽のコアなユーザーだと分かる。一方、ゲーム音楽は男子高校生で23.2%、中学生18.7%と高いものの、女性では女子中学生の10.3%が最高と男性中心のマーケットとなっていることが分かる。 このほか調査では、未知のアーティストを知る方法や視聴方法、録音方法など多彩な調査を行っている。また、今回特に50歳以上のエルダー層、スマートフォンの利用について集中的にまとめている。 報告書は50ページあまり、日本レコード協会の公式サイトから誰でも無料でダウンロード可能だ。日本レコード協会/http://www.riaj.or.jp/2011年度音楽メディアユーザー実態調査-報告書-/http://www.riaj.or.jp/release/2012/pr120210.html
「むちむちボディが勢ぞろいじゃん!」「グリッドマン」宝多六花や日焼け水着の「ライザ」など…【あみあみフィギュア12月ランキング】 2025.1.15 Wed 17:45 ホビーショップ「あみあみ」が、2024年12月のフィギュア予約ラ…