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この第1部にあたる『ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵』が、2月4日にワーナー・ブラザース映画配給で全国公開となった。壮大な物語がいよいよ幕を切る。
公開初日となった2月4日には、東京・新宿バルト9 シアター9にて、舞台挨拶が行われた。登壇したのは、ガッツ役の岩永洋昭さん、グリフィス役の櫻井孝宏さん、キャスカ役の行成とあ さん、ゾッド役の三宅健太さん、それに窪岡俊之監督である。
窪岡監督は本作の完成・公開について、「プロジェクトが始まったパイロットムービーの制作から5年、この仕事は本当に終わるのかという気持ちだった。今日公開を迎えられて感無量です」と語る。
そして、今回が3部作になっていることについて、「パート1は起承転結でいうと起と承かな。パート2は承もあるけど転に入る部分。今日も朝まで二部の編集をしていました。カット数でいうと一番多いんじゃないかな。二部はガッツの100人斬りやドルドレイ攻略など見どころがいっぱいです。」と、今後のパート2に向けた見どころも披露した。
そして、魅力的な役者が揃ったキャスティングについて、「ガッツ役の岩永さんはリアルガッツとよく言われていますが、見た目で選んだわけじゃない。声を出した瞬間に『あ、ガッツだ』と思った。ガッツが本当にいたらこんな感じだろうなと。グリフィスはかなり難航しました。2枚目を意識して演じる人が多い中で櫻井さんはとても自然に演じていた。今後の展開にもつながるのですが落差のある演技が素晴らしかった」と話した。
これを聞いた岩永は、「すごくうれしい半面、今回僕だけ声優の仕事は初めてだったので、プレッシャーも強かった。持てる力を最大限に出したつもりです。」と苦労を明かした。
櫻井さんは「オーディションから長い期間を経てやっと公開できることがうれしいです。人間のドロドロした部分など、少し怖いと感じる部分もありますがそういう部分もひっくるめてすべてが見所です。」と作品をアピールした。
舞台挨拶の最後は鷹の団の団旗とともに、満員となった観客をバックにフォトセッションとなった。岩永さんは2メートルを超える大剣ドラゴンころしを持つなど、ガッツ並みのパワーを発揮、会場を盛り上げた。
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画像: (c)三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS
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『ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵』
2012年2月4日より全国公開
『ベルセルク 黄金時代篇Ⅱ ドルドレイ攻略』
2012年6月23日公開
『ベルセルク 黄金時代篇Ⅲ 降臨』
2012年冬公開
公式サイト /http://www.berserkfilm.com
公式Twitter http://twitter.com/Clara_de_Porras
配給: ワーナー・ブラザース映画
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