「やわらか戦車」と「くわがたツマミ」 2月20日にネット公開終了 | アニメ!アニメ!

「やわらか戦車」と「くわがたツマミ」 2月20日にネット公開終了

ライブドアで配信されてきた『やわらか戦車』と『くわがたツマミ』が2月20日に公開終了する。『やわらか戦車』と『くわがたツマミ』は、ラレコさんが制作

ニュース
注目記事
 ライブドアで配信されてきた『やわらか戦車』と『くわがたツマミ』が2月20日に公開終了する。『やわらか戦車』と『くわがたツマミ』は、ラレコさんが制作しているアニメーションである。『やわらか戦車』は53話まで、『くわがたツマミ』は84話まで制作された。ラレコさんは現在、『ちーすい丸』の制作などで活躍している。

 ラレコさんは、もともと自身のサイトで公開していた『カレーパンのうた』などが密かに人気を集めて知る人ぞ知る存在であった。2005年に公開した『くわがたツマミ』で一躍注目された。翌年『くわがたツマミ』は、ゲーム会社のサクセスからメジャーデビューしている。
 『やわらか戦車』のメジャーデビューは2005年末である。2005年の夏に大阪で行われたJAWACON2005で展示上映されていた『くわがたツマミ』を見たファンワークスがプロデュースした。
 その後、ラレコさんを正式にファンワークスがマネジメントすることになり、『くわがたツマミ』も『やわらか戦車』と同じくlivedoorネットアニメで配信されることになった。livedoorネットアニメが昨年3月に終了してからは、引き続きライブドアのニュースサイト「あにげマ!」で連載されていた。しかし、これが同年11月に終了している。

 『やわらか戦車』の人気となったキーワードにFlashで制作されたものという背景としてある。2000年代初めのFlashを使った作品は作画枚数の少ないことに注目が集まる傾向にあった。しかし、ラレコさんは、作画能力も高く、作画のクオリティが制作で使用するソフトに依存するものではないことを再認識させるなどの役割を果たした。
 一方、livedoorネットアニメは、YouTubeやニコニコ動画の台頭といった本格的な動画配信への移行の波に晒された。またTwitterなどの登場で、作品の公開情報の露出方法も変化していたことが、今回の配信の終了の背景にある。
【真狩祐志】

やわらか戦車 /http://anigema.livedoor.com/net_anime/yawaraka/

当サイトの関連記事
/動画共有サイト「zoome」 8月31日にサービス終了
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集