アカデミー賞ノミネート発表 長編アニメーション賞にタンタン入らず | アニメ!アニメ!

アカデミー賞ノミネート発表 長編アニメーション賞にタンタン入らず

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 第84回米国アカデミー賞は、2011年の作品を対象にした各部門の候補作品を1月25日に発表した。このうち長編アニメーション賞(Best Animated Feature)には、5作品が挙げられた。
 『パリ猫の生き方:Une vie de chat』、『Chico & Rita』、『カンフーパンダ2』、『長ぐつをはいたネコ』、『ランゴ』である。長編アニメーション部門の選考対象には18作品が挙がっており、激戦の中からこれらが選ばれた。

 米国のアニメーション映画界は、巨額の予算をかけた大作映画が目立ちがちだ。しかし、アカデミー賞は、例えばゴールデングローブ賞などと比べると海外作品やハリウッドメジャー以外の作品を積極的に取り上げる傾向が強い。
 今回もそうした傾向が色濃く表れたかたちだ。ゴールデングローブ賞では最優秀長編アニメーション賞を受賞した『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』はノミネートに残らず、早くも賞レースから脱落した。『タンタンの冒険』は、スティーブン・スピルバークが初めてアニメーション映画の監督に挑んだ話題作である。ゴールデングローブ賞以外の受賞もあり、多くの賞にノミネートされているだけに意外な結果である。また、これまでノミネートの常連だったディズニー/ピクサーからノミネート作品が挙がらなかった。

 一方で、知名度が必ずしも高くない中でノミネートされたのは、『パリ猫の生き方:Une vie de chat』と『Chico & Rita』である。いずれも2Dアニメーション、海外の作品である。アニメーション映画を評価する中で、手描きの2Dアニメーションを評価したい意識が依然アニメーション関係者に強いのかもしれない。
 大作ではドリームワークス・アニメーションから2作品『カンフーパンダ2』と『長ぐつをはいたネコ』が挙がったのが注目される。また、すでに幾つもの受賞がある『ランゴ』がノミネートされており、最優優秀作品の最有力と言っていいだろう。

第84回米国アカデミー賞 
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長編アニメーション賞ノミネート作品
■ 『パリ猫の生き方:Une vie de chat』
■ 『Chico & Rita』
■ 『カンフーパンダ2』
■ 『長ぐつをはいたネコ』
■ 『ランゴ』
《animeanime》
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