時空を超えて本の世界を旅する不思議なマジック・ツリーハウスを見つけたジャックとアニーのふたりは、4つの世界に隠された魔法のメダルを探す。子供たちに向けた良質の冒険物語に仕上がっている。作品の読者にとっては、待望の映画化といえそうだ。
その映画公開に先駆けて、12月13日に横浜で、クリスマスプレミアムとその舞台挨拶が行われた。まず、ワーナー・マイカル・シネマズ みなとみらいでの舞台挨拶に先立って、横浜ワールドポーターズ ルーフガーデンにてレッドカーペットと点灯式を行った。
点灯式では、横浜みなとみらいにそびえたつ大観覧車コスモクロック21が一斉に灯りをつけ、その美しい風景にゲストからも感嘆の声があがった。ファンタジーな作品に相応しい演出となった。
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この日の登壇者は主演したジャック役の北川景子さん、アニー役の芦田愛菜さんのふたり、魔法使いモーガン役の真矢みきさん、錦織博監督らである。さらに主題歌「メッセージ」を歌う植村花菜さんも登場し、挨拶と伴に主題歌の生演奏を披露した。
そして作品と曲のつながりについて、「この曲にはたくさんの想いを込めたんですけれども、アニーとジャックの兄弟愛。ひとりじゃできないことでも、ふたりなら大丈夫っていうことを伝えたかったですし、夢や希望は、自分の限界を越えさせてくれたり、劇中でジャックとアニーがなにげない出来事に遭遇するんですけれども、その一つひとつに、未来、今の自分を作るメッセージが込められているんだよ、ってことを伝えたかったです」と語った。
映画化を手掛けた錦織監督は、「メアリーさんの原作が、子どもたちに本を読んでもらいたい、という思いで書かれているので、それを映像化するということでとてもプレッシャーがあったんですけれども、メアリーさんとキャストの後押しで素晴らしい作品になったかと思っています」と紹介、作品の出来に自信を見せる。
そして、最後は、北川さんが「ジャックとアニーが二人で冒険をするんですが、二人で力を合わせてがんばる姿にワクワクドキドキしていただければと思います。あまり深く考えずに見ていただけるかと思いますが、終わったら前向きになれるメッセージがみんなに伝わるといいなと思います」と作品の見どころと応援を届けた。
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『マジック・ツリーハウス』
/http://magictreehouse.jp
2012年1月7日(土)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー
[声の出演]
北川景子 芦田愛菜 / 山寺宏一 水樹奈々 / 真矢みき
主題歌:植村花菜「メッセージ」(キングレコード)
原作: メアリー・ポープ・オズボーン「マジック・ツリーハウス」(メディアファクトリー刊)
監督: 錦織 博
脚本: 大河内一楼
キャラクター原案: 甘子彩菜
キャラクターデザイン・総作画監督: 柳田義明
美術監督: 水谷利春
音楽: 千住明
アニメーション制作: 亜細亜堂
配給: ギャガ
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(c)メアリー・ポープ・オズボーン/『マジック・ツリーハウス』製作委員会