『トイ・ストーリー』シリーズや『カールじいさんの空飛ぶ家』など数々の傑作アニメーションを生みだしてきたピクサースタジオが、新たな挑戦に乗り出す。スタジオ初となる人間の少女を主人公とした最新作『メリダとおそろしの森』を制作、日本では2012年7月に全国公開される。 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンは、本作の日本語版ポスターをこのほど披露した。2012年の話題の映画になるに違いない本作の雰囲気をいち早く伝える。 『メリダとおそろしの森』の舞台は、スコットランドの神秘の森となる。王女メリダは、森を愛し、森に育まれてきた。一方で、自由を愛するあまり王家の伝統をうとましく思い、母としばしば対立する。だが、自由を選んだメリダの思いが太古から続く森の呪いを目覚めさせ、王国を存亡の危機に陥れてしまう。 メリダは大切な家族と王国を救うため、王国にかけられた呪いを解かなければいけなくなる。そして、すべての謎が明かされる時、メリダは森に秘められた自分の運命を知ることになる。 「神秘の国の王女」は、これまでディズニーがしばしば得意としてきたモチーフだ。ピクサースタジオがこれをどう描くのかも注目だ。 今回、公開された国内第1弾ポスタービジュアルは、そんな作品の世界を象徴する。神秘性漂う森の中に進んでいく王女メリダは、手に弓矢を携える。その後ろ姿は、自分の心と向き合う勇気を描く本作の相応しい印象的なものだ。 監督に2005年の短編アニメーション『ワンマン・バンド』で大注目を浴びたマーク・アンドリュース、それにブレンダ・チャップマンを抜擢。声の出演は、ケリー・マクドナルド、イギリスの名女優エマ・トンプソンが決まっている。2012年にディズニー/ピクサーが届けるCGアニメーション『メリダとおそろしの森』に注目だ。『メリダとおそろしの森』/http://MERIDA-MOVIE.JP2012年、7月全国公開配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン監督: マーク・アンドリュース、ブレンダ・チャップマン [声の出演]ケリー・マクドナルドエマ・トンプソンオリジナル・サウンドトラック: ウォルト・ディズニー・レコードノベライズ: 竹書房