2010年11月に誕生し、話題を呼んだ「週刊ヤングジャンプ」(集英社)の増刊「アオハル」の第2弾が8月2日に発売される。前回は0号との位置づけだったが、半歩前進との意味も持たせた「アオハル0.5号」がとしての登場だ。 今号は雑誌のテーマである「青春とヒロイン」のテーマに、さらにユニークなコンセプトを掲げる。「U-17 増刊」と銘打ち17ページ以下の短編のみを掲載、その数はなんと47作品。全600ページにも及ぶボリュームは、かなり読み応えがありそうだ。 もともと「アオハル」は、これまでにない企画を次々に盛り込んだ、野心的な雑誌だ。前回も「週刊ヤングジャンプ」、その増刊に執筆経験がない作家25組以上の参加でスタートしている。 さらにネットを通じてカリスマ的な人気を誇るsupercellの楽曲「ヒーロー」を雑誌のテーマソングに起用、マンガ誌と音楽のコラボレーションとしても注目を浴びた。0.5号では、今度は話題の中学生ユニットClariSの「Don’t cry」をテーマソングとしている。紙から音楽とクリエイティブの世界を拡張する。 ジャンルを超えた企画は他にもある。表紙は先号に引き続き、劇場アニメ『センコロール』の宇木敦哉さんが描き下ろす。さらにその宇木敦哉さんの描く女子高生キャラクターを使って短編小説を競う「ダブルヒロイン、800字の夏休み」では貴志祐介さん、音楽家の前山田健一さん、映画監督入江悠さんも参加、「アオハル」ならではのクロスメディアな展開だ。 価格は税込み580円、「週刊ヤングジャンプ」が世に送り出す現在進行形の新しいマンガ雑誌から目が離せない。週刊ヤンアグジャンプ増刊「アオハル0.5号」/http://aoharu-yj.net/2011年8月2日発売定価 580円(税込)体裁 A5版、600P、無線綴じ [執筆陣]青木俊直/イシデ電/位置原光Z/うぐいす祥子/うさくん/F4U/大野ツトム/御徒町鳩/今日マチ子/金田一蓮十郎/黒咲練導/白井弓子/スエカネクミコ/セレビィ量産型/ソウマトウ/タアモ/高槻ナギー/武富智/ちょぼらうにょぽみ/なかせよしみ/なつみん/春野友矢/FLIPFLOPs/POP/水あさと/村上たかし/室井大資/山田穣/吉富昭仁
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