関テレ BACA-JA受賞作 杉並アニメミュージアムで上映 | アニメ!アニメ!

関テレ BACA-JA受賞作 杉並アニメミュージアムで上映

8月9日、10日、12日に関西テレビ主催の学生コンテスト「BACA-JA2010」が、杉並アニメーションミュージアムで受賞作東京上映会を開催する。

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 8月9日、10日、12日に関西テレビ主催の学生コンテスト「BACA-JA2010」が、杉並アニメーションミュージアムで受賞作東京上映会を開催する。上映会はこれまでも毎年行われていた。
 しかし、今年も例年通り杉並アニメーションミュージアムでの上映が行われる予定であったが、東日本大震災に伴う臨時休館により実施が延期されていた。今回あらためて、8月の上映会が設定された。

 BACA-JAは映像コンテンツ部門とネットワークアート部門に分かれている。そのうち杉並アニメーションミュージアムで上映されるのは、映像コンテンツ部門の受賞作品だ。
 今回の受賞作品のなかには佳作に竹内泰人氏の『魚に似た唄』もある。竹内氏は2009年にYouTubeで公開した『オオカミはブタを食べようと思った。』が300万再生を超えるなどで話題の作家である。この『オオカミはブタを食べようと思った。』は2007年にBACA-JAで最優秀作を受賞していた作品でもある。
 今回佳作の『魚に似た唄』は、これまでデジタルクリエイターズコンペティション2010で金の翼賞などを受賞してきた。こちらも近々YouTubeで公開される予定だ。

 BACA-JAは2002年から開始され、今回で10年目を迎えた。過去の受賞者には『イヴの時間』監督の吉浦康裕氏やMr.Children「HERO」のPVで有名となった村田朋泰氏、『赤ずきんと健康』の井上涼氏などがいることでも知られる。
 BACA-JAの募集は学校推薦形式であるのが特徴となっている。今年も10月に大阪で受賞作品の発表と上映会を予定している。
【真狩祐志】

BACA-JA /http://www.ktv.co.jp/baca/

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BACA-JA2010 受賞作東京上映会 in 杉並アニメーションミュージアム

映像コンテンツ部門受賞作品

最優秀作
  『TOKYO TELEPORT』 武田雄太
優秀作
  『老いてなお、生きる』 田中美音
  『めまくら』 平岡佐知子/白玖欣宏
佳作
  『EDEN』 磯部真也
  『魚に似た唄』 竹内泰人
  『カンフー水墨』 林イ倫
入選
  『THE 梅屋商店』 渡辺亮
  『ビリーバーズ』 谷口恒平
  『HOBOまたはクロウリー氏最後の飛行』 細川剛史
特別賞
  『雪をみたヤマネ』 鋤柄真希子

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