『鉄拳 ブラッド・ベンジェンス』は、バンダイナムコゲームスの人気ゲームソフトをフルCGアニメーションで劇場映画化している。原作となったゲームが世界的な人気を博していることから、海外の関係者、ファンからも関心が高い。
この6月には米国・ロサンゼルスのE3、フランス・アヌシーの国際アニメーション映画祭で記者会見を行ったほか、米国では7月26日の全米先行プレミア上映も決まっている。海外展開も着々と進む。
そうしたなか6月30日に開催されたジャパンエキスポでの目玉となったのは、主役リン・シャオユウやアリサ・ボスコノビッチの表情の初公開画像である。CGであることを忘れさせるほどの自然なキャラクター達の表情が、今回の作品で特にこだわった部分だという。表情の微妙な動きの魅力から作品をアピールした。
また、本作にシリーズのキャラクター巌竜とリー・チャオランが教師役で登場することも発表された。人気キャラクターだけに、こちらもファンを喜ばせそうだ。さらにこの場で、北米版のキービジュアルも発表、同日に日本では日本版キービジュアルも解禁なるなど、公開に向けた動きが一気にヒートアップしてきた。
[毛利陽一監督コメント]
「表情に関しては今回こだわった部分の一つですね。鉄拳らしいアクションやキャラクターの造形も大切な要素ではありますが、作品を通して彼女達が何を考え、どんな気持ちで行動しているのかを伝えることが一番大切なことだと思います。感情さえ伝えることができれば、丸でも四角でもいいんです。許されないですけどね（笑）。
キャラクターの造形や質感の情報量にあったアニメーションを与えることで、よりキャラクターが魅力的に見えるようになっていると思います」
『鉄拳 ブラッド・ベンジェンス』
9月3日（土）、新宿バルト9ほか全国3D公開
/http://tekken-bloodvengeance.com/
(C)2011 NAMCO BANDAI Games Inc.
