7月20日から24日まで韓国でSICAF(ソウル国際マンガアニメーションフェスティバル)2011が開催される。韓国でも最大規模のマンガとアニメーションのフェスティバルとして知られるSICAFは、今回で15回目を迎えた。 会期中は各会場で上映以外にも様々なイベントも行われている。公式に選定されるコンペティション入選作品には、毎回日本の作品も数作見られる。昨年は長編部門で『ホッタラケの島~遥と魔法の鏡~』が審査員特別賞を受賞した。 今回は長編部門に『チョコレートアンダーグラウンド』、短編部門に『灯花』、テレビシリーズ部門に『たんすわらし』と『カルルと不思議な塔』と『リタとナントカ』が入選している。 長編部門の『チョコレートアンダーグラウンド』はプロダクションI.Gとトランス・アーツの制作で2009年に劇場公開された作品、短編部門の『灯火』は飛騨国際メルヘンアニメ映像祭2010の第9回メルヘンアニメ・コンテストで最優秀作品賞となった作品だ。 またテレビシリーズ部門の『たんすわらし』は文化庁の平成22年度若手アニメーター等人材育成事業「PROJECT A」でプロダクションI.G制作の作品、『カルルとふしぎな塔』と『リタとナントカ』は日本アニメーション制作の作品でそれぞれキッズステーションとNHKで放送された作品だ。『リタとナントカ』は例年6月にフランスで開催されているアヌシー国際アニメーションフェスティバルにも入選している。受賞作品は会期最終日の7月24日に発表される。【真狩祐志】ソウル国際マンガアニメーションフェスティバル /http://www.sicaf.or.kr/当サイトの関連記事/SICAF2010の入選作品発表 「ホッタラケの島」など6作品/「ホッタラケの島」 韓国SICAFで審査員特別賞を受賞SICAF2011 ノミネート作品(日本)長編部門 『チョコレートアンダーグラウンド』 浜名孝行短編部門 『灯花』 助川勇太テレビシリーズ部門 『たんすわらし』 黄瀬和哉 『カルルとふしぎな塔』 高木淳 『リタとナントカ』 高木淳パノラマ(選外) 『ベルーガ』 橋本新 『PLUG, the New World』 合田経郎
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