マンガ大賞2011の受賞作が、決定した。羽海野チカさんによる『3月のライオン』である。『3月のライオン』は2007年より「ヤングアニマル」に連載する将棋をテーマにした作品だ。本作は2009年にもマンガ大賞にノミネートされたが、獲得ポイント3位で受賞を逃した。2年ぶりのノミネートで、今度は2位以下を大きく引き離す獲得ポイントで大賞を射止めた。 受賞した羽海野チカさんは、テレビアニメ化もされた代表作『ハチミツとクローバー』、そしてアニメファンには『東のエデン』のキャラクター原案としても知られている。今回の受賞について発表されたコメントでは「今はただただ嬉しくて胸がいっぱいです」とし、ファンや関係者に感謝の気持ちを伝えている。 マンガ大賞の選考対象作品は、今年1月17日に発表されている。全国の書店員を中心とした89人の選考員の投票により上位13作品である。対象はこの13作品を選考委員が全巻読んだうえで投票し、得票ポイントの一番多かった作品を大賞としている。 今年のマンガ大賞の発表は、当初、都内にて行なわれる授賞式と伴に行なわれる予定だった。しかし、3月11日に起きた東北関東震災を考慮して、授賞式は行なわず、公式サイトのみでの発表となった。 マンガ大賞は書店員を初めとするマンガ好きが集まって、2011年にスタートした。今年で開催4年目を迎える。 これまでにもマンガ関連の賞は少なくないが、選考委員にはマンガ家やマンガ編集者を含めずに、マンガの受け手が選ぶ賞というコンセプトを打ち出す特徴がある。さらに選考対象を既刊単行本8巻までの作品と定める。こうしたユニークな立場から、歴史の浅さに関わらず、受賞結果が大きな注目を集めるようになっている。 マンガ大賞2011 公式サイト /http://www.mangataisho.com/[マンガ大賞 受賞作] 『3月のライオン』 羽海野チカ 75ポイント『乙嫁語り』 森薫 55P『アイアムアヒーロー』 花沢健吾 51P『花のズボラ飯』 久住昌之、水沢悦子 50P『失恋ショコラティエ』 水城せとな 47P『さよならもいわずに』 上野顕太郎 42P『進撃の巨人』 諫山創 41P『刻刻』 堀尾省太 38P『ましろのおと』 羅川真里茂 36P『ドリフターズ』 平野耕太 35P『ドントクライ、ガール』 ヤマシタトモコ 35P『主に泣いてます』 東村アキコ 27P『SARU』 五十嵐大介 21P
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