NYコミコン開催4日間に延長へ ビジネスとアカデミック強化 | アニメ!アニメ!

NYコミコン開催4日間に延長へ ビジネスとアカデミック強化

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 急成長する大型ポップカルチャーイベントとして注目されるニューヨークコミコン(New York Comic Con (NYCC))は、2011年の開催を従来の3日間から4日間へ拡大する。2011年の開催は、10月13日木曜日から16日日曜日までとする。会場は従来どおりマンハッタンのジャビットセンターで、2010年に参加者10万人を超えたイベントの拡大に対応する。
 これによりこれまで2日半であった一般公開が丸3日間(14日-16日)に広がり、13日にはビジネス、メディア関係者向け、ファン向けのプレビューナイトが行われる。また、同日にアカデミックプログラムも設ける。コミックやポップカルチャーの研究報告や討論を行う。開催期間の延長で、NYCCに対するより多くのニーズに応える。また、より多くのファン、イベントの受入れが可能になりそうだ。

 日本のアニメ関係者に気になるニューヨーク・アニメフェスティバル(New York Anime Festival)は、2010年に引き続き、NYCC内の同時開催イベントのかたちを取る。同イベントは、アニメやマンガなど日本のコンテンツに特化するものだ。2009年まで単独イベントとして開催されていたが、2010年はNYCCと同時開催になっていた。日本コンテンツが、米国のポップカルチャー全体に取り込まれたかたちだ。
 NYCCでは、もうひとつ別のイベントCultyardも同時開催する。こちらはアート、ファッション、デザイン、ITガジェット、コレクタブルアイテムにフォーカスしたものとなる。映像系・テキスト系の範疇に収まらないポップカルチャーをカバーする。
 米国には毎年夏にある大型イベント サンディエゴ・コミコンが、コミックス、SF、エンタテイメント映画・番組で圧倒的な存在感を誇っている。NYCCは、日本コンテンツやより幅広いポップカルチャージャンルを扱う総合イベントとして差別化を図ろうしているようだ。

 もうひとつの差別化は、エンタテイメントにとどまらずビジネス面、アカデミック面への拡張である。イベントの運営が国際ブックショウなどの国際見本市を得意とするリード・エグジビジョンということもあり、この分野の強化は自然な流れかもしれない。
 リードは3月18日から20日には、2回目となるシカゴのイベントC2E2も開催する。昨年12月には、国際番組見本市と共催するかたちでシンガポール・トイ・ゲーム・コミック・コンベンション(Singapore Toy, Games & Comic Convention (STGCC))も成功させた。ポップカルチャー分野のイベント強化は今後も続きそうだ。

ニューヨークコミコン(New York Comic Con (NYCC))
/http://www.newyorkcomiccon.com/
ニューヨーク・アニメフェスティバル(New York Anime Festival)
/http://www.newyorkcomiccon.com/en/NYAF/
Cultyard
/http://www.newyorkcomiccon.com/en/NYCC/Events/The-Cultyard/
《animeanime》
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